親切女性と久しぶりに会った。
およそ先月の31日以来だな。

メールはちょこちょこしてたんだが事情もあり、2人で会うのは
良くないと言われてて、もう会う事もないのかなと少しシュンとしてたんだが
なんだかんだで小一時間ほど、さわやか号で彼女の
近所のお店に向かいお話することができた。

親切女性との話題は仕事(店)のことが多い。
話の途中、そういや俺の後釜として入ってきたは元気にやってますか?と尋ねると
バックレタという答えが。
ゴフッ。
・・・・・ええぇぇ。
なんと11月も一週間ほど過ぎたある日、突然こなくなったらしい。
親切女性も詳細はあまり分かってないようだったが、まぁそういう事なんだろうな。
数日間とはいえ一緒に配達を回り、色々教え、俺の伝統後継者ともいえる男だったので
ちとショックだった。
親切女性と話すとなんかショックなこと多いな。

とはいえ、やはり魅力的な人で、再度メロメロになるのを
抑えつつ冷静を保っている己が居た。
彼女は今宵も寒空の中配達に出掛け、俺はヌクヌクと暖房の効いた部屋で
ゲームに勤しむのかと思うといたたまれなくなり、web上で見つけたバイトに
応募し明日面接という運びになった。

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4日ほど前に、実家に米の要請をしててそれが今日届いた。

俺の家は米農家というわけじゃないんだが、田んぼを持ってて
そこを米を作れる人に無償で貸す代わりに、幾場かの収穫した米を
頂いてる。

今までお米はパック飯でチンして食べたり、コンビニおにぎり、弁当に
外食といった現地調達が多かったが今回、この地での戦は長くなると踏んで
要請に至った。
パック飯やおにぎりは一食100円くらいだが、塵も積もれば山となる。
実家から送って貰えばタダだしな。送料は置いとく。


ウォォォォォォーーーーーーーーーーー!!!!!

やばいな。
今の生活ってほんといい。
好きな時間に寝て、目覚ましに起こされることなく
目が覚めたら自然と起きる。

一人暮らしだからニートであろうとも誰の目を気にすることもなく
日がな一日中ゲームが出来、それでいて飯をちゃんと作ったり
する余裕もある。
こんなに‘生‘を感じることって、今までの人生であっただろうか。

だが、こんな生活は仕事を始めれば終わりを告げる。
帰ってきたら風呂入って寝るだけの生活に後戻ることになる。
かといって、仕事を始めなくても収入が無いので
いずれ貯金が底をつき、同じく終わることに。


もう少しゆっくりできるかと思ったが、昨日新聞屋での最後の給料を
確認してそうもできそうにないと思い始めた。

もう11月も半分が過ぎようとしている。
新聞配達の給料日は毎月10日だったので
最後の給料の確認をするべく銀行に向かった。

通帳記入をして、額を確認すると約16万円振り込まれていた。
16万・・・ウァイ?
俺は毎月約17万貰っていた。
10月は集金も半端に終わり、ノルマの手当てが無いにしても
16万は貰えると踏んでいた。
それに年休の10日分、1日6千円計算として6万が10月分の給料と
一緒に出る手筈だったのでまあ20万越えは固いっしょと思っていたが
16万!?

沸々沸いてくる怒りとともに、あの日の話が思い出される。
容赦ないなほんと。




色々と困難はあったが、ようやく新居の陣が完成した。
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もうこれで買い足すものはほとんどない。
約10年ほど前、一度東京で一人暮らしってやつを目論んでいた
過去があるんだが頓挫した苦い記憶がある。
思えばあの日の続きを俺は始めたかったのかもしれない。
知りたかったのかもしれない。

始めよう。
まずはクリアしてないゲームを捌く。

よし、今日こそソファー取りに行くぞ。

カンカンカンとテンポよく階段を駆け下りながら、自転車の鍵をポケットから
弄りつつ部屋の鍵も入れてるのを確認してロックを外す。
店に着き、入荷されてたソファーを貸出車に積み自宅へと走った。

無事自宅アパートに着き、玄関の鍵を手にしようと
ポッケを弄った。
ゴソゴソゴソゴソ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ソファーを部屋に運ぶにはまず玄関のドアを開けなければならない。
俺はポッケを弄った。
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソ・・・・・・・・・・・・。
これからうんしょとソファーを部屋まで運び、設置して再び貸出車を店まで
返す。それにはまず玄関のドアを開ける必要がある。
俺は再度ポッケを弄り倒した。
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソ
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソ
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソ
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソねえよ・・・・。

ありえん。
なんでこうも玄関の鍵が手元から離れる?
今回は部屋に忘れたのではなく、どこかで落としたのは明白だ。
昨日、あんなことがあったので今回は警戒して念入りにポッケに
閉まっていたはずなのにこの始末。
とりあえずソファーはアパートの空きスペースに勝手に置かせてもらい
泣きながら店へと戻った。
車の貸出時間は1時間と決まっているので嘆いている暇はない。

それにもしかしたら店内で落としてて、落とし物として届いてるかもしれない
という期待にかけた。

店に着き、カウンターに車のキーを返す際、俺の部屋のキーも届いてないか尋ねると
ちょっと待ってくださいねと店員さんが後ろをゴソゴソし始めた。
・・・なんか無いっぽいな、ああどうすりゃいいん・・・!!!
絶望しかかっていたところ、店員さんが鍵を手に
こんなん届いてますがと表示してきた。
まさしくその鍵は俺の部屋の鍵!!
地獄から天国。この時ばかりは世間を恨んでばかりの俺も
人の親切に心から感謝した。


落ちていた場所のメモが書いてあったんだが
なんと店入口付近で落としていた。
ほんと何やってんの自分としか言いようがない。
多重人格のように、俺を困らせようとするもう一人の俺が心の中に
潜んでいるんじゃないかと疑うほどだ。

一週間ほど前に購入した冷蔵庫と洗濯機が届いた。
設置も終わったところでタイミング良く、同じく一週間ほど前に
取り寄せで購入していたソファーも入荷したとの連絡が。

気分が乗っていたのでよっしゃ、さっそく取り行くかとアパートを後に。
カンカンカンとテンポよく階段を駆け下りながら、自転車の鍵をポケットから
弄ってロックを外す・・・あれ?
部屋の鍵はどこだっけ?感触がなかったぞ。
様々なポケットに手を突っ込むがどこにもない。

新居のアパートは相当古いので、外から鍵を掛けるタイプのドアノブじゃなく
中から掛けるものだ。
一旦外に出て、扉を半開きにし、内側に手を伸ばしてドアノブの中央にある
ボタンみたいなものを押す。
後はそのまま閉めれば鍵が掛かるという、‘鍵がなくても鍵を閉めれる‘という
奇怪なドアノブだ。

やべえよ・・・。
部屋の中に部屋の鍵を忘れてきてしまった。
開けるときは当然鍵がいるわけで、こうなるとどうすることもできん。
がちゃがちゃがちゃがちゃ!!ボロいドアなのでドアノブを狂ったように回すと
空くかもと思った。が駄目だった。
ベランダによじ登り、窓の鍵を閉め忘れてるのを期待して手をかけるも
数分前の俺は忌々しくしっかりロックしていた。
落ち着け。落ち着くんだ。
・・・そうだ、ピッキングだ!。

20分ほど自転車で付近を探索し、地面に落ちてる髪留めピンを発見。
こいつを鍵穴に差し込んでがちゃがちゃとやってれば
いずれロックは外れるに違いない。
これで一件落着ふっふっふ・・・・・・・・駄目だ!
まるで手ごたえが無い。
こんなんでガチャリと開くのはフィクションの世界でしかなかったんだと気づいた。

どうする・・・石でベランダの窓を叩き割るか・・・しかしそんなことしたら
弁償代がいくらかかるか分からない。
ましてやそんなデンジャーなことしたくない。
一時頭を抱え、やむ負えないがこのアパートを借りる時に契約した
不動産屋に電話して事情を話した。
不動産屋はここのスペアキーを持っていないらしく、とりあえず大家に連絡して
もらったが外出していて、帰ってくるのは午後6時過ぎになるということ。
今現在の時刻、午後1時。
どこかで時間を潰しててと言われ、不安と共に街をブラブラして5時間弱を潰す。

大家はスペアキーを持ってたようで、午後7時前に電話があり
不動産屋の人が鍵を携えアパートまで来てくれた。
ほっ、ようやくこれで部屋に入れる。
が、鍵を何度差してひねっても開かない。
なんで?終わった、完全に部屋から閉め出された・・・。
絶望顔で不動産屋の方を見ると、んじゃこっちでと別の鍵を渡された。
渡された鍵をドアノブに差し込むと・・・ガチャリ!


部屋の中には、どしたん?なにかあったん?というように部屋の鍵が
寝そべっていた。

医学ボランティア会、JCVNってところの説明会に行ってきた。
開催場所は五反田という、新宿駅から5,6駅ほどの都心で
ビル2Fの一室で行われた。
一杯人がいるのかな?と思っていたが俺含め10人ほどだった。
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初めに30分ほど、治験とはどういうものかという説明があり
その後、身長体重を計ったり自身の所在地や疾患を紙に記入したりして
1時間もせず説明会は終了した。

説明会が終わった後、スタッフの人に質問などできたんで
ちょっと話をしたんだが、やはり健康体でなく疾患持ちだと
治験の参加も限られてくるようだ。
事前に今募集してる治験をまとめた用紙を貰ってたんだが
そこには健康な人対象、事項の疾患を持ってる人のみ対象という風に
はっきり区分された内容が書かれてあった。

俺はアトピーという皮膚疾患を患ってるが、健康な人対象の募集でも
受けれますかね?と聞いたところ難しいという返答が返ってきた。
健康な人対象というのは文字通り健康な人。常用して薬を服用しておらず
病院にも通ってない健康人。
それ以外ではまず受けいれないらしい。


募集してる項目の6割は健康な体人用。
治験って思ったよりハードル高い。

新居に住み始めて約一週間が経った。

この一週間、主立ててやってるのは買い物とゲームのみ。
特筆すべきことは特になし。
古き良きニート時代の感覚を徐々に取り戻してる。

と同時に、これからどうするかという思いも常に頭で巡らせている。
貯金を崩しつつ2018年に備え、今年はこのまま誰よりも迅く休むか
あるいは築き上げたこの財を守るため間を置かず労働するか。
つまるところ攻か守か・・・。

舵が定まらない。
昨日左寄りだったかと思えば、今日は目一杯右に切ってるような気分模様だ。




チャリを買った。
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これまでは配達に使っていた新聞屋のカブがプライベートでも
使えてたので、足には困ってなかったが
退職してカブを手放した今現在、徒歩しか移動手段が無い。
東京なので交通の便はどこよりも発達してるが、ちょっとスーパーなどに出向く際
はやはり歩きになるのでかったるいなあと感じていた。

そんなわけで、今回購入に至ったがなかなか良い。
徒歩よりは格段に早いし、バイクのようにうるさくなければ
ガソリンを食う事も無いしな。
自転車なんて何年振りだろう。
俺に青春なんてあったのか定かじゃないが、なんかそんな気分だ。
走ってて、ひとけのない場所に入るとベルをリンリン鳴らしまくってる。

医学ボランティア会、JCVNってところの説明会予約をした。

JCVNとは治験を斡旋してる会社で、俺は3か月ほど前に
WEB会員登録をしていた。
登録してからこれまで、色んな治験案内のメールが(機械的に)届いてるんだけど
結局はこの説明会に参加しないと治験は受けれないらしい。
ちと面倒だが、無職になった今がその頃合いだと判断した。

良い方向に転がるといいが。

今日は市役所、銀行、警察署、3カ所の施設に出向いた。
いずれも住所変更の手続きをするためだ。
事務的なことはこれで一応完了となる。
後は冷蔵庫と洗濯機、それからソファーとちょっとした小物入れなどを
用意したら暮らしは万全の態勢となる。

問題はそっからだな。
まだ万全とはいえない今の環境でさえ、気を抜くとドロッと溶けてしまいそうな
多幸感が度々襲ってくる。
働かない事、毎日の時間を全部自分のためだけに使えるということが
こうも幸せな事だということを最近の俺は忘れていた。
思えば昨年、職業訓練校に10月から入校して今年の11月まで
走りっぱなしだったからな。
約1年1ヵ月の走破。普通の人ならはっ?って感じだろうが
俺的には相当頑張ったんじゃないかなと思える歳月だ。


この辺で少し、骨休めが必要かもしれないと考えている。
心と身体を労る時ではないかと。

ガス開通とネット回線、Jcomの工事が終わった。
Jcomは前の部屋でも使ってたんだが、ここの新居を契約して
一週間ほどで向こうから電話が掛かってきて、こっちでの工事日等の
手続きをしてくれた。
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こんなマークが張り付けてある物件は大家さんがJcomに一部お金を負担してるようだ。
前の住居も、今の住居もこのマークがあったので変わらず
プランもそのまま、口座振替の変更などもなくスムーズにネット環境を確保できた。
仕事が早いなJcomは。
ちなみに‘インターネット無料で使い放題‘とあるが、これは最低限メールの受信などができる
というもので、快適な速度で使いたければやはり有料じゃないと厳しいみたいだ。


ともあれ、これで電話ガス水道ネットの必須ライフラインは整った。
まだやることはあるが、着々と下地が築きつつある。

今日は電気屋に行き洗濯機と冷蔵庫を購入した。
前に使っていた冷蔵庫は40Lと、ちょっと小さすぎたので
新聞屋のアパートに寄付という形でそのまま置いてきてる。
一週間後に配送される予定だ。

その後、家具屋に行きソファーを購入。
そのまま寝れるような大きいのを所望していたが
どう考えても玄関の入り口幅が狭く入らないので幾分小さいのを購入。
取り寄せなのでこれも一週間後になるが、送料が掛かるということで
軽トラ無料貸出制度を利用して自分で運ぶことにした。
そこでついでにカーペットなども購入する算段だ。
フローリングってむき出しで使うと思ったより傷が付く。
ここにきてようやく学んだのでケチるのはやめようと思う。

合計で6万ちょい掛かった。
しかしこれは必要経費だ。
vs東京の地盤を固めるための初期投資。


今度の戦は長くなる。
いや、長引かせたい・・・。

今日は9時頃起きて少し荷物の整理をした。

去年行ってたトヨタ九州での派遣、そしてついぞ退職した新聞屋。
いずれも派遣先や店が借りている賃貸に住ませてもらっていた。
いつクビになったり、へこたれて追い出されるかも分からないので
身軽さを求めて、部屋に余計な物を置かないようにしていた。

今回、自分で借りて制約が無くなったこの部屋には、少なくとも1年以上は住みたい。
故に快適さとインテリアにも少しこだわった模様にしたいと思っている。
なので間取りを考えここにこれを置く、いやそうするとこれが置けないといった
具合に少々頭を悩ませている。
まあいうて楽しい悩みではある。


掲示板で、親切女性さんと食事行った時の装いを見たいと
あったのでこんな感じだ。
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ポイントは七分袖にプリントされたいきり立った白熊だな。
こいつがワイルドさを演出している。

レンタカーを借りて新聞屋のアパートから
新居へと荷物を運んだ。
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まるでゴミ捨て場かと見間違うような部屋模様だな。
こんな状態だと布団を敷くスペースもないので
押入れを利用することに。
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こうすることにより、4,5畳のスペースが
一気に7畳近くまで膨らむ。
問題は取り外した襖だがこれは後ほど考えることにして
再び新聞屋へ。

今日が退去日だったのでそれまでに部屋の物を全部
運び込まなければならなかったが、まだ少し残ってたので
リュックに積めて所長と不備が無いか部屋を見て回った。

オッケーを貰うと店に戻り部屋の鍵、最初に作ったスタッフ証、店から支給されていた
ユニホーム、ジャンパー等を返却し、これでほぼ完全に店との関係が切れる事と相成った。
後は11月分の給料と離職票が送られてくるくらいだ。

去り際、所長から仕事決まらなかったらまたウチに来なよ。
今度はもっと楽な区域配らせるからさ、と言われた。
店長からもそんなこと言われたなそういえば。
この店、‘悪‘ではあったが‘極悪‘まででもないなと思った。


しかし疲れた。
一段落できるのはまだしばし先のようだ。

ワタクシ、コノ日ヲ指折数エテマッテタアルヨ。

昨日は新聞業務の最終日だった。
スマートに終わってくれれば良いと思っていたが
そうはいかず、さっそく朝刊時では新聞が8部も余った。
俺は今、新人さんの配達を後ろから見守る形で付いていってるので
こうなると責任は俺にある。
店に戻り、専業に事情を話すとこっぴどく叱られた。
くそが、やっぱこんな店辞めて正解だった。

時は過ぎ夕刊の配達時刻となった。
夕刊は新人さんでも一人で配達できるようになってたので
俺は集金業務に励む。
しこしこと半券を切り、93%回収まで持ってこれた。
午後6時30分、再び店に戻り金を入金し店長にバイクの鍵を返した。
新聞配達員にとってバイクは相棒みたいなもの。
本当に今日で終わりなんだなという実感が少し湧いてきた。
ちなみにアパートを出るのは2日後で、他の備品はその時渡すので
また店には行かないといけない。

しかしこんな最終業務も匙に過ぎん。
俺はこの日、親切女性さんと食事に行く約束をしていた。
彼女も当然集金をやってるので、お互いはっきりした待ち合わせの
時刻を設定できず、少しすったもんだはあったが午後9時頃にようやく
会うことができウキウキ♪で店に入る。
場所は彼女の家の近くにある鳥貴族という有名な焼き鳥チェーンで
一度行ってみたいなあと思ってたところだった。

考えがなかった事だが、退職日と食事の日が重なってしまったので
お疲れさま的な感じの乾杯となるも、仕事や店の話をしつつ
お酒や焼き鳥を美味しく頬張る。
親切女性さんは結構喋る人で、俺は主にふんふんと聞いてる方なんだけど
店(新聞屋)の内情を色々知ってて少し驚いた。
基本、黙々と配達して終わったらさっさと帰るだけの日々で
店の人と話すのは電話番の時くらいだったからな。

ほ~、と頷きながら注文したイチゴカクテルを飲んでると
彼女が、少し話すのを戸惑ってる様子で話し始めた。
実はとある専業とああぅん、はぁぁん、うふぅぅんな関係になってしまったと。
ゴフッ。
・・・・・ええぇぇ。
そしてこの日、俺と食事に行くと言ったところ凄い怒られたと。
・・・・・ええぇぇ。
酔いがみるみる醒めていくのを感じていた。
と同時に血の気が引くのも。
冷静を取り戻すため、いやぁびっくりですハハとカクテルを一気に飲み干す。
あの専業と?嘘だろ?そうなん?ひえー。
まるで心にビッグバンアタックを食らったような衝撃だった。


まさか最後の最後でこんな事実を知るとはな。
知りたくなかった。知りとうなかった。

新聞配達も残すとこあと1日。
今日は部屋の片づけ、荷造りに励んだ。
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今回の引っ越しは運送会社を使わず自分で運ぶので
ほとんどの物をゴミ袋に入れている。
段ボールだと開封時、邪魔になるからな。

これらはいいとして、運ぶのを危惧してる物がある。
俺の親友、竹馬の友50インチTVだ。
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こいつがいたから約7か月間、なんとか新聞と戦えた。
もちろん次の住居にも持っていくつもりだが、一人では抱えるのがやっと。
次の住居は2階なので果たして階段を上がり、部屋まで持ち運べるのか不安がある。
おまけに玄関は糞狭いし・・・。

まぁそれでもどうにかして運ばないといけない。
後は野となれ山となれだ。

ここ3,4日ほど、新人さんと一緒に配達している。

彼は俺と同じく、地方から上京してきた身だが
専業(社員)として店に入社している。
齢は俺よりも一回り若いけど、どうもキビキビしたタイプでは
無いようで今のところ、とてもじゃないが時間内(6時前後)に
配達を終えそうな気配は感じられない。
そしてたまに目が死んでいる。

10月を過ぎたら後はノータッチだけども
この先、営業も加わる過酷な専業業務をこなしていけるのか
彼の今後が心配でもある。

SAOLA
やることが多すぎて煮詰まっている。

まず集金。10月いっぱいで辞めるということもあり
月末のノルマ達成(90%)はもちろん、95%辺りまで
回収してほしいと店から言われている。
天気が良ければ可能だったかもしれないが
上のように台風22号、通称SAOLA(サオラー)が近づいてるので
それも危うくなった。

次に新人への引き継ぎ。
上達はしてきてるものの、まだ不安がある配達模様だ。
俺が辞めるまでに一人でこなせるようになるか、これも危うい。

さらに親切女性と、31日集金〆の夜に食事に行くことになっているが
こんな感じなのでどうなるか分からん。
というより、最近は言葉も交わしてない。
本当に行けるのか!?

加えてその翌日、引っ越しも待っている。
しかし荷造りなどまだ何もしてない。
弱ったな。
何もかも危うい。

昨日は凄かった。
いつも通り、集金に精を出していていつも通り
ボチボチという具合だったが、途中から集金の神が舞い降りた。
どこの家を訪ねても、まるで俺の訪問を待ってたかのように家に居て
お金を支払ってくれる。
気付くと32件連続留守無しで回収。
まさかラストの集金でこんなミラクルに近い出来事を体験するとはな。


されどノルマは達成ならず。


俺の区域を引き継ぐ新人さんと、今日初めて朝刊を回った。

結構前から店には入ってたんだが、悪天続きだったので
配達の方は店側が控えさせてたようだ。
新聞配達は初めてということでたどたどしく、おぼつかない足取りだったが
なんとか頑張って貰いたい。

彼の成長具合によって今後、いかに俺が楽できるかが掛かっている。

LAN
中心気圧945hpa 最大風速45m/s 
超大型台風、通称LANが今朝の朝刊時にジャストミートした。

阿鼻叫喚、死屍累々の配達になるのは必至と思われたが
一筋の光明が。
なんと今朝の朝刊、今回行われた衆議院選挙仕様で
新聞の厚さが夕刊並みに薄く、かつチラシも皆無だったのだ。

おかげで雨風は強いものの、トラブルもなく6時には配達終了。
やはり日本の未来を託せるのは彼しかいない。
19d215fe8775481963a83a88d6a5344a20140702135615171
投票は行ってないけど。

今日は休み。

通い妻のごとく、今回も新居に行き様子を伺う。
2回目の掃除をし床は大分綺麗になった。
yuka
光沢が出て艶々と光っておるわ。
トイレの方も拝見してみた。
tpire
相変わらず臭かった。
萎えるなあほんと。
このまま臭いが取れなかったら業者か大家に相談した方がいいな
と思いつつ部屋を後にする。

ところで俺は今、府中市という場所に住んでるんだけど
この場所は東府中になる。
こうやって足繁く通えるのも同じ市内で距離が近いからだ。
当初は都心の方に居を構えたいなあと思っていたが
近い方が引っ越しが楽なことや、半年の新聞配達で多少地理も分かってる事もあり
府中市内に留まることにした。
後、親切女性と今度食事に行く約束をしてるが、その時満足してもらえたら
今後も付き合ってくれるかもしれないからな。
今の友達どころか知り合いさえいない現状、大きな味方に成りえると有り難いよな。
大都会東京で一人生きるのは、孤独に慣れてる俺でもいささか不安がある。
そう考えると遠くに住むより、近くに住んだ方がこれまたいいという寸法だ。


とにかく、仕事は残すとこあと9日になった。
そこから移住までを無事終わらせることに
今は意識を集中しないといけない。

3週連続の土曜雨。これは相当堪える。

辞める数週間前になり、この悪天続き。
偶然なんだろうが何かフォース的なものも感じるな。

試練の時を迎えている。

今日の配達は困難を極めた。

とにかく荷台に積んである新聞が滑り落ちる滑り落ちる。
雨天時はビニールに包装しててツルツルしてるので
毎回1度2度はそうなるんだが今日は桁外れだった。
こぼれ原理
何度積み直しても
こぼれ原理
まるで
こぼれ原理
新聞配達の神に
こぼれ原理
見放されてるがごとく
こぼれ原理
滑る。
積み方が悪いのか、俺のバイクの仕様のせいかは分からない。
この半年間の配達ライフ、数回ほど
あ、これやばいわ、これ配達完遂無理かもしれない・・・
と、心が折れそうになる日があったが今日もそんな日だった。

結局7時半過ぎ配達終了。
店に戻り、電話番の人に遅着がないか訪ねると(客から遅せーぞ!という怒りの電話)
今のところないとのことだった。
ホッとするも、こういうのは時間差で掛かってくるから安心はできない。
夜、仕事から帰ってきた客が今朝、出勤までに新聞入ってなくて読めなかった等・・・。


はぁ・・・

このところ、長らく雨が降り続いている。
‘秋雨前線‘なるものが停滞してるようだが
そんな単語、今まで聞いたことも無かった。
おそらく九州人はほとんど知らないだろうな。

雨天時の配達は体力精神共に負担が掛かる。
まさか終わり間近でこんなしんどい天候に見舞われるとは・・。
ついてない。

思いがけない朗報が入った。

飛び入りで新人さんが入社したらしく、俺が今配達してる
区域を任せる事になったらしい。
当然引き継ぎは俺が行うんだが、徐々に配達を覚えて貰って
一週間後の集金開始までには、夕刊は一人で配達できるくらいに
持っていって欲しい。
そうしたら俺も夕刊の時間を集金に回せるので、はかどっていいじゃん
とのこと。

平静を保ち、分かりましたと返事したが内心は小躍りしそうなほど弾んでた。
これまで溜まってた不満が一挙に洗い流される、素晴らしい配慮だ。

今日はさすがに休みをもらった。

しかしボーっとしてる暇はない。
秋雨前線の切れ目を見計らって
ホウキと雑巾、コロコロ、消臭力を片手に新居へ向かい掃除に精を出した。
俺が借りた部屋は元々和室だったらしいんだが
今は洋室の方が人気だということで、最近それっぽくプチ改装したらしい。
掃除をしてみると案外フローリングや壁紙は綺麗な事に気付く。

一通り掃除して、トイレ用消臭力をトイレ内に設置。
うう臭い。一体なんだこの臭いは・・・。
今度の休みにまた来る予定なので、その時までにこの臭いが
収まってるのを祈ろう。

その後、電気ガス水道の各社に電話を入れ契約の手続きを行った。
立ち合いが必要なのはガスだけだったので少し手間が省けた。


疲れたが、やっと離脱への羽ばたきを起こせたように感じる1日だった。
ここから退職を経て移住までを無事羽ばたくには、頭と身体をフルに
働かせる事が必須となる。
とにかくこっからだ。

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