俺の家族は今、新家に俺と親父
旧家に母親と婆ちゃんといった感じで2組に分かれて
住んでいる。

今日、腰を強打した婆ちゃんを病院に連れて行く予定だったが
予約が必要との事で明日になった。
母親は朝早くから仕事があるので、婆ちゃんの世話をするべく
俺と親父2人で旧家へ。
旧家へ着くと婆ちゃんが寝ていた。
どうやら思ったより重症らしく、起き上がるのも困難なようだ。
朝食も1人では食べれないようで、親父が少しずつスプーンで
食べさせてた。
まったく、親父だって末期癌だというのに何土手から落ちて
世話させてんだよ、と心の中で毒づく。

その後、一旦新家に戻り、午後再び俺1人で訪ねる。
どうやらトイレに行きたかったようで、立つのに手を貸してくれ
とせがまれる。
痛!あたたた・・・トイレの蓋も開けとくれ。
部屋には持ち運び出来る簡易便器がある。
婆ちゃんに促され、その蓋をパカッと開けると・・・くさいっ!!!
オエェェェェ中身、入ってるじゃん・・・。
こんな非日常、味わった事が無い!


明日もやるのか・・・。
もしかすると明後日も・・・

母親から

今日の夕方、婆ちゃん(齢90)が栗拾い中に土手から落ちた。
腰を強打したみたいで酷く痛がってる。
祝日なので病院が開いてないから明日、病院に連れて行って欲しい。


との電話があった。マジかよ。
只でさえ親父の大事って時に、こんな・・・。
80を過ぎてからというもの、婆ちゃんは年に1回は
こういう負傷を負う。
それもあって今や母親1人きりでは対処しきれないので
俺は東京から呼び戻されたわけではあるが・・・。

どうにもならない現実から逃れるべく
最近は毎日深酒だ。
一昨日もグデグデに酔っ払ってしまい気が付くと
ベッドではなくソファーの上で気を失っていた。
午前11時。ニートの標準起床時間に目が覚める。
はぁ・・・よっこいしょ・・・あれ?起きれない。
というより左腕の感覚がほとんど無い。
たぶん、セルフ腕枕がマズかったのかもしれない。
悪寝
こんな状態で寝ていたため、腕が圧迫され
長時間正座した脚みたいになっているのだ。
痺れこそないものの、力がほとんど入らない。
どれくらいかというと、車のシフトチェンジなら
プルプル震えながらの操作、ダイソンのハンドクリーナーに至っては
10秒持つのがやっとといったところ。

さらにマズイのが、2日経った今も回復しないということ・・・。

職業安定所に行ってきた。
検索パソコンの席に着き、呆け眼で求人を見る。
クソガ・・・相変わらず碌なのが無い。
ガ、それ以上に俺自身にも問題がある。

まず今後のビジョンという物がまったく定まらない。
親父の事があるし、いつ不測の事態になるやも分からない。
そうなるとフルタイムは避け短時間、あるいは単発や期間限定での
仕事をしたほうが今は良い気がする。
しかしここは田舎。単発や期間限定での仕事など中々無い。
それじゃ短時間となるのだが、あと4ヶ月、雇用保険に入れる
仕事をしたら失業給付が受けられるのだ。
ここまで来たら失業給付を受けないのは損極まりないが
雇用保険は短時間労働だと入れないので
結果フルタイム、でもあぁ・・・となっている。
先の五行運送ではこれを狙い、とりあえず4ヶ月頑張ればと
約1ヶ月早起きしていたが問屋卸さずな結果となり水泡と化した。


策を練るも、全ての歯車が絶妙にかみ合わない
もどかしい日々だ。

テテテトテテテトテン♪

ビクゥッ!!ふいにスマホから着信音が鳴った。
来た。ついのこの時が。
着信源をみるとやはり社長。
最大限の冷静さを心掛け電話に出る。
ハイ、nitoです・・・。

これまで働いた給料日割りでやるから取りに来い。
日時は~~と要件だけ伝えてきた。
罵詈雑言を吐かれるかと思ったが案外事務的内容だった。
ふぃ~助かったわい。給料もちゃんとくれるみたいだし
安心安心。
そっちから何か言うことは?と聞かれたので
あー、できれば振り込みにしてほしいんですがと答えると
堰を切ったようにお前の所業は職安に報告しといた
等の罵詈雑言を畳みかけてきた。
結局、給料は直接取りにいく事に。

はぁ・・・マジかよ。
金は欲しいがこんな状況、マフィアの巣に単身乗り込むくらいの
危険度を含んでないか。
声色も殺意的なものがこもってたし、こんちゃーとノコノコ
姿を見せた瞬間、軽バンで後ろからドンッ!
そんな可能性も無きにしも非ずだろ・・・。

今日もエア出勤・・・が辛くなってきたので
五行運送を辞めたのを親父に告げた。
そうか・・・まあなるべく早く次のとこ探せよと
いい、それ以上は何も言われなかった。

不甲斐なく、そして有り難いと思いながら
2度寝やゲーム、アニメを堪能し1日を終えた。


今日もエア出勤。
しかし行くとこないなあ。
街で一店しかないネットカフェは潰れたし
それならと、パチコン屋で漫画読もうとしたら
コロナで全部撤収されてるし・・・。

俺の婆ちゃんはプチ農業をやっている。
栗も植えてるんだが、台風で栗が落下したり枝が折れたりと
散々だったらしい。
行くとこもないので片付けに行くことにした。
kuri (2)
ふうむ、結構落ちてしまってるな。
栗の収入は婆ちゃんにとって年金以外の貴重な収入源だ。
もう死にたい!と嘆いていた(齢90)
kuri
しかし、こうやって一人静かに栗を拾い、枝を拾って切ってしていると
心が浄化されていくのを感じた。
ここには腹立つ上司や同僚も居ない。
時間帯指定の荷物なんかもない。
居るのは虫と自然だけ。俺のテリトリー。
俺が一番エライ。


ここを開拓して、農業で飯食っていけないかなと
本気で考え始めた。

いつものように身支度を終え、颯爽と家のドアを開ける。
そしてスクーターに跨がりキーを回す。
ブルンブルンッ!!
アクセルを捻り大通りに出るとこれまたいつものように右折・・・えっ?
なんとnito選手コースを外れ直進!そのまま前方ネットカフェの
駐車場へIN!!

もう仕事に行く気も無かったが、親父がほぼ家に居るので
逃げるように人生初のエア出勤というものをやってしまった。
エア登校は幾度とやってて、その度に叱られてたっけな。
まったく、10数年前も前と成長がみられないな俺は。
そんな事思いながらさて、漫画でも読みながら今後の対策を練るかと
店の階段を上がり、ドアの前に来ると・・・えっ?


8月25日をもって閉店します。長らくの御愛好ありがとうございました。

職場に着くといきなりリーダー格の社員に呼ばれ
説教された。
なんで安否報告しなかったのかと。
台風が近づいてる3連休の前、ミーティングでそのような話はしていたが
向こうからあると思っていた。
そう言うと、舐めてんのか年いくつだよお前!?
自分からするに決まってるだろうが!お前だけだぞ連絡してないの!!
池沼か!!?等ボロクソに詰められる。

うなだれ、シュンとしてると社長がやってきて
そこに追い打ちを掛けるようにクソミソに。


結果、俺の精神はペースト状にこなれた。

あ・・・。

昨夜の嵐中、ふと思い出した。
この日覆ったブルーシート、絶対飛ばされてるだろ。
やべえ・・・。

そして今日、嵐が過ぎた昼から旧家の畑へ急行した。
ブルーシートは風と共に去っていたが、跡にはエキサイティングな
光景が拡がっていた。
IMG_20200907_161442
・・フフ。フハハ。
見事なまで雑草の育成を阻止してるではないか。
この成果はまさに100点満点の出来。
時代の変革を目の当たりした気分だった。

シフトでは月曜火曜が休みなんだが台風の影響で
日曜の今日も休みとなった。
おかげで8月7日以来の3連休だ。

休みは嬉しいものの少しモヤモヤ感がある。
今日も出勤と言われ、はぁ!?この嵐の中配達しろってのか?
こんなブラック企業やってらんねえ!もう辞める!!

なんてシナリオを密かに頭に描いていたからだ。
やっぱHAISHEN(ハイシェン)に暴れてもらうしかないな。

今日は社長の指示で、午前で佐川急便の配達を切り上げ
とあるレンタル建機会社へ出向き、高校や建設中のスーパーに
資材を運んだりした。

一昨日、一緒に回ったおじさんから聞いた話では
今勤めてるこの5行運送、数年前に社長が一人で立ち上げた
新興会社のようだ。
運送や運搬業、全般に手を出してるんだろうか。

一尾の竜になろうとしてるのは肌で感じるし
ちょっと興味はあるも、深く関わりたくないと思ってる。
一々話が長く説教染みてるし。

昨日のおじさんの話で配達への情熱はすっかり枯れ果てた。
もはや全てが気怠く、全てに苛つく。
慣れないコースと慣れないピッピ(携帯端末)のせいでそれに
拍車が掛かっていた。
ハイシェン
現在、今世紀最大級と呼ばれるタイフーン
HAISHEN(ハイシェン)が九州へと接近しているが
阿鼻叫喚、根こそぎ破壊してくれるのを今や期待している。
もはや復興できないほどに。
そうなると俺も助からないけど助かる。
無

ヘルプ?で入っていた郵便局から
佐川急便へと移った。
本来は、この佐川急便での配達をさせたかったようで
今日は60歳そこそこというおじさんの配達車に横乗りして
配達の様子を観察してた。

しかし配達の途中、色々話をしたんだがどうも雲行きが怪しい。
この日面接で話した労働条件だが、まず8時~18時。
この労働時間はかなり盛ってる(短めに)ようだ。
その日の荷物の数にもよるが、ほとんどの人は朝7時には出てきて
夜8時前後、もっと遅い人は9時や10時近くまで配達してるという。
これ、郵便局で2週間ほど働いてなんとなく分かってたが
19時~21時の時間指定とかあるし実際そうなるよな。
月給22万も歩合制なので、慣れてる人が月24日とか25日出勤して
ようやくそれくらいの額に至る模様。
こうなると試用期間3ヶ月の16万も怪しいもので
今日話したおじさんはそんなものなく、おまけにガソリン代と
車両リース代を差し引かれて、最初の頃は月給4,5万くらいだったらしい。
頑張って今はもっと良くなったらしいが・・・。


マズイ。本当にどうしようという思いが渦巻いている。
五行しか学歴職歴を書く欄がない履歴書を出しても
即採用されたのはやはり理由があった。

安陪首相が辞任を決め、これが今後どう株価に影響するのか
気になってる新米投資家2020年8月の株績は

利益:0円
含み損益:ー272000円

と、代わり映え無い数字に。
俺の55手法は、株価500円の株を買って550円になったら売るという
システムだが今の所、軒並み300~400円台を推移している。
つまるところ、軒並み沈んだ状態にある。
含み損益も毎月増大、減少を繰り返しているのもそういうわけで結局
利益が出るまでの株価までは当分戻りそうに無いのが現状だ。


株売買を始めて1年が過ぎ、出だしこそ好調だったが
今はこんな状況だし手詰まりを感じている。
そろそろ55手法に変わる次の手を考えないと
いけない時期かもしれない。

親父と二人、いつものように夕食を食べてると
何やら部屋の奥に行き、戻るとスッと渡してきた。
IMG_20200831_211125
見ると銀貨や金貨、50円玉で全て俺にくれるという。
なんでもその昔、親父は七つの海を股に掛ける海賊で
これはその時の戦利品のようだった。

というのは冗談で父親(俺の祖父)から受け継いだ物らしい。
ありがたく頂戴したが、これも終活の一環なのかなと
ちと物悲しくなった。

やっと今週が終わった。終わってくれた。
今週こそ何も考えない憩いの週末を送りたかったが
一抹の不安が。

給料振込口座教えてない・・・

求人票では締日月末、支払日翌月一日と記述している。
そして明日8月31日と9月1日は休み。
俺は月の半ばから働いてる中途採用、試用期間の身なので
当て嵌まらないのだろうか。

分からない。全ては混沌の渦。
それが今の就業場所。

今働いてる郵便局では、荷物が朝昼夕の3回来る。
つまり1日最低3回は局に寄り、積み荷をしないといけない。

昼、荷物が来る10分前くらいに局に戻り、用を足しにトイレへ。
ガチャガチャ、ったく1日3回も戻るとかくそ面倒くせー。
くそ暑いしやってらんねーよくそっ

ブリッ

・・・。あれ?今、気のせいかなんかケツから出なかったか?
まさかと肛門を弄ると・・・ヌルッとしていた。
恐る恐るズボンを下げ、トランクスのケツの部分を確認する。
目測にしておよそ15CC程の軟便がこびりついてた。
今朝出掛ける前に踏ん張ったものの、時間が無く中途半端なのはあった。
それを考慮してもこの噴射は異常だ。
トイレに来たのも前の穴から出すつもりで、後ろの穴へは意識さえ
まったく無かったからな。


身も心もクソまみれだ。

ザマース・・・

寝ぼけ眼で局に着き、今日の荷物を気怠くチェックしてると
ガシッ!!っと後ろから肩を掴まれた。
オイコラnito。お前なんで挨拶しないんだ!?
しかも俺(社長)に挨拶しないなんてお前舐めてんのか?

エッ・・・

今現在、たまに(3日に1回くらい)社長が朝から局に居て
ちょっとしたミーティングなどを行う。
今日も居たんだが、ただでさえ声量が小さく覇気も無い、そして
マスクをしているせいか挨拶が聞こえず素通りしたと
思われたようだ。
その後、車内で2人きりの話し合いというか一方的なお説教が数十分。

元気が無い。俺にそんな態度じゃ配達先の客にも同じ態度。
オハヨウゴザイマス!!って元気な挨拶した方がお互い気持ちいいじゃん?
もっと気持ちをさらけ出してこうよ。
それとこの前、終業の時間でごねってたよね?
そんなんじゃ配送業なんてやってけないよ。
これ、面接の時も言ったよね。あ、これ説教じゃないからね。
nitoが嫌いで言ってるんじゃないよウン。
ウチの会社は普段よく飲み会するんだ。今はコロナでやってないけど
その内に


まだ1月も経ってないのでなんとも言えないが
悪い人ではない。と思う。
けど苦手なタイプだと思う。
すごく苦手なタイプだとは思う。

親父が、昨日から熱が出てたので病院に連れて行った。
今はコロナのせいで37.5度以上の熱があると
病院には入れないらしいが、額にレーザー銃を撃ち込まれる
検温では運良く下回っていたようだ。

1時間ほどで診察を終え、抗生物質を受け取り
帰ってきた。
親父はすでに2つの肺疾患を持っている。
コロナだったらTHE・ENDだった、くわばらくわばらと
危機して自宅に戻った。

今週も憩いの週末を謳歌できないでいる。

まあ確かに、昨日言われた事だが35歳で新人で
仕事もロクにこなせないような奴は年下先輩にこけにされても
やむなしかもしれないな。
一般の35といえば、会社でそこそこ管理的立場に就き
現場を回すような役割を担う人もいるだろう。
ここに来て今までサボってきたツケが回ってきたといった感じだ。


しかし、俺はどこ行っても一定の人に猛烈に嫌われる癖がある。
もしかすると他の人も表には出さないだけで同様なのかもしれない。
なんなんだろうこれは。
なんかコイツ腹立つフェロモンでも滲み出ているのか・・・

ちょっと余裕こくとパカッと床が抜け
奈落に落ちるのがもはやパターンとなっている。

郵便局での配達コースは区域毎に1,2,3と別れている。
今まで3を新人社員さんと配達してたんだが
昨日は1を配達してる社員さんのフォローという形になり1コースへ。
この1担当の社員がとんでもない奴だった。
やれ配達が遅いだの、勝手に荷物を触るななど、悪態の限りをついてきて
その度にスンマセン!と謝るも内心では、お前のフォローのために
初めてのコースで四苦八苦配達している。なのになんだこいつの態度は
ぶん殴ってやろうかという怒りが沸々と込み上がっていた。

午後8時。終わらない。いつもの倍はある荷物に初めてのコース。
そして1からの精神攻撃。身も心も疲れ果てていた。
あぁ駄目だ。次に配達する家が地図見ても全然行き方が
分からない。悔しいがもうあいつに電話するしか・・・
それから約15分後、奴が現れ次に配達する家へ誘導される。
無事荷物を届けるも予想してた通り、セットのように
罵詈雑言の嵐が。
あんた、フォローのために入ってるのになんでこっちがフォローしないと
いけないの?この時間まったくの無駄だし徒労だろ。
こっちは真剣にやってんだよ。あんた年35だろ?俺より一回り上じゃん。
そんなんでいいわけ?なぁ?なぁ?こっちの眼をみろよなぁなぁなぁ


身も心も疲れ果て、言うようにフォローされた立場。
もはや反抗心も起きず、衰弱した小動物のようにただ肩を振るわせていた。

ここ最近、時間を持て余している。
俺の配達レベルが上がったからか、はたまたお中元の時期が過ぎ
荷物の量が減ったからなのか分からないが持て余してる。

今は郵便(ゆうパック)の仕事を委託してて
社員4名に俺が+されてるという形になっている。
4名の内2名はベテランで、担当区域を一人体制で回ってるんだが
もう2名はまだ日が浅いという事で二人体制、そこのヘルプとして
さらに俺が付くという形で入ってる。
3人ペーペーといっても通常なら一人で裁ける荷物の量。
だと思う多分。
そしてこの仕事、基本給など無く配達した個数で稼ぎが決まる仕組みだ。
指示を仰いでるペーペー社員さんに自分の稼ぎが少なくなるからと
今日は午前中、13個しか荷物を渡されなかった。
こんな数、未経験の区域でも朝7時半から出てきてるので
午前10時には終わってしまう。


といっても試用期間の3ヶ月は月給16万は保証されてる身。
ラッキーと配達が終わるやいなやアクセル全開で
自宅に戻り、アニメ鑑賞やシエスタを午後2時の便が来るまで
堪能した。

試練は続く。

今日は`不在票`という紙を違う家に投函してしまい
郵便局側、会社側共々に絞られてしまった。
不在票とは、荷物を持っていった時に家人が留守の場合
一度届けに来ましたよ、こっちで預かってますよと知らせる紙だ。
これを間違えると、その荷物の家人はいつまでも荷物を受け取れないし
プライバシーの面でも色々マズイ。

という話(説教)をクドクド聞かされた。
地図見ても白紙だし、表札も無かったから住所が近くのそれっぽい家に
カンで入れたと言ったらさらに話が長く(説教)なりそうだったので
黙っといた。

昨日今日と配送業休み。
心と体を休める憩いの週末となるはずだったが
件(くだん)の悲劇から悶々として過ごした。

こうなるといよいよもって7月に辞退した
仕事をやってりゃ良かったと苦悩している。
長袖が着れないとか、挨拶が嫌いとかそんな眠いこと
ほざいてる少し前の自分を締め上げてやりたいくらいだ。
時給1100円。派遣からだとなんと1200円で募集されていた
辞退した仕事。1日3,5時間勤務でも月22日出勤で9万は固い。
今の仕事はどうだ?1日12時間以上で月22日出勤、それで16万。
おまけに人の家の壁も破壊し、車も凹ましてしまった。
先が思いやられるぜ。

今回も選択を間違えたのは明白だ。
間違えすぎて悪路からまた悪路へと負の連鎖の如く
進んでる気がしてならない。

もう何度ハンドルを回す、戻すを繰り返してるのだろう・・・。

坂の上に建つ家へ車で配達し、車体の向きを変えるべく
悪戦苦闘するも一向に兆しは見られない。
気付くと顔からボトボトと汗がしたり落ちていた。
車内はクーラーをフルで掛けている。この汗は暑さではなく
焦りからだった。

ん?坂の下で家族らしき3人がこっちをみている。
うぜえ。ハイハイ苦戦してますよ。早くあっちいけ野次馬どもめ。
ん、なんか坂を上がってきてるぞ?・・・まさか隣の家の家人?
やばい、父親が険しい顔して坂を上がってきた。
不審がってるのは明らかだ。えーい面舵一杯!ここは一気にハンドルを
10時に回しガリガリガリッ!!?

クラッシュ
なんてこった。
無事?向きを変えれたはいいものの、隣家の壁と思わしき壁が
一部破損し、車にはホイールとその周辺に傷と凹みが。
急いで車を降り、すぐそばまで来ていた隣家の家人らしき人に
そうなのか確認するとそうだった。
スンマセンでした!
すかさず膝を折り土下座して許しを請う。
結果、許してくれた。。
後ろに妻と子供らしき人もいたし、攻めても教育上良くないと
思ってくれたのかもしれないな。


とりあえずは一難を逃れた。
しかしまだ問題が残っているのは明らかだった・・・

刻は午後5時前。朝7時半からうんせと配達に勤しみ
今日32件目の配達先へと向かう。
周辺に着き地図で再確認すると、どうやら目の前にある
細い坂を上った先の家のようだ。
車降りて徒歩で行くか・・・いや、この家の荷物重いし
何より暑すぎて出来るだけ車内から出たくない。
ブイーーン!坂道を加速し頂上まで駆け抜ける。

坂の上には配達先の家と隣り合うようにもう一軒が。
荷物の受け渡しを終え、さあ戻ろうかとするも狭いぞここ。
けどバックで坂を下るのも怖いし、なんとかUターンして
安全に戻るとしよう。


その考えと行動は大きな誤りだったと、後に男
(35歳ぺーぺー委託ドライバー)は思いしる事になる。

委託配送業3日目。

慣れない労働環境にうだるような暑さ。
伝票と地図を睨めっこして酷使する目と頭の疲労。
目的地が分かっても中々たどり着けない地理感の無さ。
そして、昨日も午後9時までの強制労働を強いられ
身も心も限界を迎えようとしていた。

とにかく荷物が多い。
よく分からないが郵便というか、ゆうパックを配達してるんだが
朝、昼、夕の3回荷物が局に届く。
ペーペーな俺。朝の分も捌ききれないままで局に戻り
昼、夕の分も追加されるからどんどん荷物が貯まっていくんだよな。
結果、午後8時とか9時の終業となる。

昼、うつろ眼で、自分が配達する区域の荷物が
仕分けられていく様を眺めながらうわぁぁ・・・となっていた。
また今日も労働半日オーバーかよとゲンナリしていたところ
nitoさん、この量きついですよね?流しときますよ
と先輩王子が言ってきた。

流す?これまたよく分からなかったが、どうやら郵便局の社員さんに
裁ききれない荷物を任せるシステムのようだ。
おかげで今日は午後7時半に家に帰れた。

朝7時半。今日から一人で配達しろという事で
社バンを置いてある駐車場に連れて行かれ
バイクから車に乗り換え請負先の郵便局へ向かった。
一人で配達といっても、2日間の研修明け初日。
先輩ドライバーの区域の一部の配達を手伝う形だ。

今日付いた先輩ドライバーは王子様といった風体の
推定20代半ばの甘いマスクを持つ物腰柔らかい青年だった。
何個か荷物を渡され、地図と睨めっこし配達に勤しむ。
あっという間に時間はお昼を過ぎ、さて、もう一区配達したら
郵便局へ戻るかと思っていた所、王子から電話が。
今どこですか?早急に戻ってきてください
午前の物腰穏やかだった彼が只ならぬ気配に。
威圧され、郵便局に戻ると一杯の荷物が届いていた。
郵便局は朝、昼、そして夕方と3回に分けて配達する荷物が
送られてくるらしい。
時間を見計らい、その都度帰らないといけないシステムだったようだ。

結局午後7時半に仕事を終え、8時にお家に帰った。

あっという間に2日間の休みが終わろうとしている。

明日から、午前7時半から午後6時過ぎまで働く。
そう考えただけで頭が重く、心は暗黒の底へと堕ちていく。
今更だが3,5時間の補充バイトを辞退したのは失敗だった。
俺という人間はニート業が大好きで労働が大嫌いだという
紛れもない事実。その根本をすっぽり忘れていた。

こんなご時世のせいか、冷静な判断も出来なくなってるな。


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