今日も山に入って木を切ったり草を刈って、その残骸を♪♪気分で燃やしていると
奥からガザサゴソと物音を立てて、近づいてくる気配に気づいた。
なんだ!?獣か!!?と思いながらじっと様子を見ていると

婆ちゃんだった。
最近、俺が朝早くから起き山に行ってるので何をしてるのか気になったらしい。
ここまでは別にいいんだが、山の中で火を焚くな頭おかしいのかとか
ぐちぐち言ってくるので逆切れな感じで俺が怒鳴ったらスゴスゴどこかに行ってしまった。
雑魚が。水差すようなこと言いやがって。
ちょっと気分が悪くなったが再び作業を再開した。

それから15分くらい経ち、またガサゴソしだした。
ババアかと思ったら今度は親父だった。
さっきと同じように火を焚くな狂ってるのかとすごい剣幕で怒り出した。
さっきは雑魚だったが今度はボスだ。
水を持ってきて消せという指示に、何一つ口答えすることなく
ハイ!っと素直に従い、ジョウロに水を汲んできて
急いで消した。

はぁ・・・正直、山での作業なんて枯れ草木を燃やすのが一番楽しいのに
逆にいえば切ったり刈ったりなんて全然楽しくない。
寒い中を焚き火で体を暖めながらの作業はなんか生きてる感じがした。

これができないとなると、もう山に入る動機付けが失われた感が激しいな。