2015年08月

久々にぶちきれた。

女2人組みで乗ってきた客がいたんだが
途中でメーターを切れ切れとしつこく言ってきた。
ワンメーターで行きたかったようだが言語両断。
それはすなわち、正規の料金を取らないということになり
会社の金を横領するということに等しい。
車載カメラも備え付けられてるので、会社にバレたら
俺がどうなるかということをこの珍獣共は分からないようだ。

それでも慈悲をかけ停車メーターを下げた。
停車メーターとは止まってたり徐行速度で走ってる場合、105秒に1回運賃が上がる機能
であり、走行時に運賃が上がるメインメーターとは別だ。
この停車メーターを下げると、信号待ちなどで止まってても停車メーター分の料金は上がらないので
若干、総運賃が安くなる場合がある。
本当は目的地に着き、料金の支払いをする段階になってやらないと駄目なんだが
面倒くさそうな客の場合、俺はこいつを使うときがある。
アホな客は、この停車メーターをメインメーターと勘違いしていてほとほと困る。
メインメーターは止められない。走ってる限り料金は上がり続けるのだ。
客と乗務員が共謀して料金の誤魔化しを防ぐためにそうなってるんだな。
例えば、料金2000円くらい掛かるところを1000円でメーターを切り
客は乗務員に1700円支払う。
そうするとメーターは1000円なので、乗務員が会社に振り込む金は1000円でよく
残りの700円を丸々懐に納めることが出来る。
客も乗務員も得してウホウホ、損するのは会社というわけだ。

そんな情けをかけてやって、さらに着あがりといって目的地付近で
料金が上がった分を負けてやり、ワンメーター分の料金でいいと言ったにも
関わらず、ギャースカ喚き出した。
どうも、メーターに表示されてる料金が640円でワンメーター(560円)ではないため
自分らがゴネてるから俺がしぶしぶ負けてやってると思ってるらしかった。

一時ぐだぐだと上記の説明をしていたが
お笑い芸人のアンガールズに似てるなど言われ、とうとう俺もぶちきれて
強制的に降ろした後
死ね!!!テメーらは二度と乗んな!!!と言い捨て
バタンッ!!!とドアを勢いよく閉めた後ダッシュでその場を後にした。


もうウンザリだったので怒りに任せて
退職届けの用紙ももらってきた。
そういう意味では踏ん切りをつけるいい出来事だったかもしれない。

8月も残すところ2日になった。

数日前に、再びガラスハーツをさらけ出して
辞めるといったところ、退職届けを準備しとくと言われたんだが
それっきり何も音沙汰ない。
かといって俺から切り出したらもうガラハーがパリンと割れそうなので
淡々と過ごしてたら今月が終わりそうなところまできた。

正社員からの退職は初めてなので
どうしたらいいのかイマイチ分からない。
とりあえず健康保険証は返却しないといけないんだよな。

明日には何か動かさないとまずい。

深夜2時。

繁華街のすみっこで‘待ち‘をしながら
スマホでアニメを観賞していると、ピーピーピーという配車音が鳴った。
アニメの世界から突如に現実に戻され、かったるいなあと思いつつ
距離を見るとここから300mほどのバーだった。

約1分で現場に着くと、何やら男4人女1人が外で喚いている。
その内の1人が俺を手招きしたのでどうやらこの人らが客らしい。
嫌だ・・・と瞬間的に感じ取った。

どうも女の人はバーのマスターで、男4人のうち2人が口論になっているようで
マスターが俺に3000円渡して、これで4人を送ってというものの
当の奴らは外で2人が口喧嘩をして他の2人が仲裁してる状況なので当然発車できず。

10分以上やいのやいのやってるのをひたすら車内から傍観する。
終いには警官がきてやっと場が収まり
1人を除く3人を乗せ、発車することができた。

なんとか発車したのはいいものの、今度は車内で3人が口論を始めた。
途中で止めろと言われ、外に出てまた3人で口論を始める始末。
いい加減辟易してくる。
殴り合いでもしてくれたら多少はこっちも面白いんだが、ただただ訳のわからない
事をグダグダと言い合ってるだけだからな。
スマホでアニメ観賞の続きでもしようかとも思ったが、変なことして奴らの気に触り
とばっちり受けたら嫌なのでただ待つしかできなかった。


現場に着いてから送り届けるまで掛かった時間、約1時間30分。
走行距離約2km。
チップ・・・0。

最初の感じ取りはやはり当たっていた。

裏路地にある酒場の前で客を降ろして
記録を付けている時、ふっと前を見るとワゴン車が
ジワジワとバックしてきていた。
ボーっとみてたんだが、止まらずどんどんバックしてきたので
なんだこいつ!?このままじゃぶつかってしまうと思い
俺も慌ててバックを開始した。

まあ結局何事も無く無事に済んだんだが
その後、ハッと気づいた。
慌ててバックしたもんだから後ろの確認をまったくしてなかったのだ。
後ろをたまたま人が歩いていたら当ててしまっていたかもしれない。

こういう場合って過失は分散されるのかな。
なんにしろ二重に肝を冷やした。

今日は運収5680円だった。
おそらく、夜勤での最低運収を記録したかもしれない。
ひでえなほんと。
なんだかんだで、今月はお盆特需もあり先月よりも若干成績が良いっぽいので
手取り2桁代を目論んでたんだがやはり厳しいかもな。

やっぱ辞めるしかないなこりゃ。

今日、帰るときに部長(一番偉い人)に呼ばれて
おじいちゃん上司に、俺が辞めたいという話を聞いたと
言われた。
今さらかよ!と心の中で突っ込みつつ、ハイというと
もう少し続けてみないかと諭され、部長タクシーノウハウや
部長ヒストリー、部長信条等を15分くらい語られた。
話が終わった後、2,3日もう少し考えてみろと言われ
部長はどこかに行ってしまった。

だるいな。猛烈に。
勇気を決して辞めると言えたのに、また振り出しに戻った。
もう1回ガラスハーツをさらけ出さないといけなくなった。

前にも書いたが夜勤明けの朝勤はだるい。
昨日は夜勤から帰ってきて酒をかっ喰らい、午前9時頃寝て
起きたのは午後5時頃だった。
それから一睡もせず朝勤に向かうので当然眠い。
正午あたりからは終始死んだような目をして運転していた。
客が話しかけてきても、ハァ・・・、そうっすね・・・
みたいなそっけない返事しか返せない。
まぁこれはいつもとたいして変わらないか。

思えば交代勤務を始めてそろそろ2ヶ月になる。
結局最後まで生活リズムを掴めなかったな。

さて、寝るか。

昨日は午後までは順調に客を乗せてたが
午前を回ったらぱったり客足が止まった。
極端すぎるなほんと。

しかし最近、チップをよく貰えている。
この4日間の平均で1000円前後いってるんじゃないだろうか。
俺の地域のタクシーは初乗り560円なんだが
その料金の客が1000円札くれて、釣りはいいよと去っていくことが
連続して発生している。
440円というチップ額は、売り上げに換算すると1200~1300円くらいの
価値があるんだよな。
会社に1%も搾取されることなく、全部自分の懐に納められるから。

こんな客ばかりだったらずっとタクシー続けたいんだけどな・・・。

今日は街に人が少なかった。
ご先祖様たちはもうお帰りになられたのか?

そんな中でも1回、6000円越えの運送があり
結果的に満足できる運収となった。
行き先を聞いた時、フガッ!!と声を出しそうになるほど
今まで行ったこともないような遠い場所だったので
途中まで涎ダラダラの顔面崩壊状態だったんだが
走らすにつれどんどん山奥に入っていき、なんだが不安になってきた。

さらに進み、この辺人住んでるのか?というほど山奥まできた。
俺が住んでるとこも田舎だが、Lvが違う。
ラジオは電波が悪く、ブツブツと途切れ気味になってたし
見たことも無いような獣が襲い掛かってきても不思議じゃないみたいな
スポットだ。

ポツンとあった、今にも崩れ落ちそうな小さな家の前で停めてと言われ
金を貰いお釣りを渡すと、乗車していたお客さんはフワ~ッとその家に入っていった。
なんとなく気になり、後をつけ家の中を覗いてみると・・・。


なんてするわけもなくさっさと街に戻った。

今日は疲れた。
午後5時から午前5時まで、休憩1時間で走り続けた。
総走行距離207km。
もちろんお盆特需を目論んでのことだ。
運収は2万ちょいだったが、チップを1800円くらい貰ったし
特に不満は無い。

初めて盆という行事に畏敬の念を抱いたな。

2,5連休明けの夜勤開始。

お盆ということで今日は客が多かった。
聞くところによると、1年で一番売り上げが伸びる期間らしい。
そんな期間にも関わらず、ガスを入れそびれ午前0時には運送ができない
状態に陥ってしまった。
ガススタンドは午後6時までしか空いていないんだが
勤務開始直後から配車が続き、6時3分にやっとこさスタンドに入ったと同時に
給油台の電源を落としやがった。
調子に乗りやがってあのスタンドの若造。
君は慈悲というものを持ち合わせていないのか!?

結局、運収は平凡だったし燃料の残りが気になって
ヒヤヒヤするしでロクな日じゃなかった。

10日の仕事終わりに、今月一杯で辞めたいと上司に
言ってみた。
なかなか言い出す勇気が出ず、トイレに2回ほど篭って
言う!言わなきゃ!言いのける!と自分自身を叱咤してると
上司が二人帰っていくのを確認した。
残ってるのは俺を研修したおじいちゃん上司一人。
やっと意を決することができた。
思えば上司3人を前に辞めたいと切りだすなんて、ガラスハーツの俺には土台無理な
行動だったんだ。

おじいちゃん上司は特に驚く様子もなく、読んでいた新聞をパサッと机に置き
色々話し始めた。
会社の総運収は下がってはきてるが、俺自身の運収は徐々に上がってきてる事。
まだ日が浅いので運収が少ないのは仕方ない部分もあるという事。
でも、浅くても多く売り上げる人もいるという事。等々・・・。

話の折り、今月いくら貰った?と聞かれたので約7万5千円ほどと言うと
ふ~む・・と頷き一時沈黙が流れた。

結局、了承されたのか引き止められたのか分からないが
他の2人の上司にも伝えとくと言われ、俺もハイといってその場を後にした。

7月の給料が今日振り込まれていた。
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その額、76647円。
その額、76647円也。

なんというか、言葉にならないな。
こんな現実、許されていいのか。

この明細を見た瞬間、一気に喉の奥がカラカラになり
膝から崩れ落ちそうな感覚を覚えた。
毎日毎日、せっせと朝は4時半に起き夕方7時に帰ってきて
交代勤務となると昼2時半に起き朝5時に帰ってくるという
労働者の鏡のような生活を送ってきてこれか・・・。

深夜1時頃、飲み屋街のバーに配車があったので
いってみると店員から、泥酔した女を後部座席に放り込まれた。
ぐでっと横たわり、ミニスカートからはムッチリとした太ももが又先付近まで
露になっていてムホホッ、こりゃ得したわいなんて思ってると
何やら店員に呼び出されて

お客がタケシ君がいいっていうからタケシ君呼んで

と言われる。
は?と思い、どういうことかと問いたら
どうもこの女は乗務員、タケシさんのお得意さんらしかった。
僕が責任を持ってこの方を送りますよ!(キリッ  なんて言える自信もないので
まぁしかたなく無線で無線室に連絡しようとしたがなぜか無線が使えず。
クソッと思いつつスマホで電話したら向こうは客を乗せてる最中だという。
1度電話を切って、客と店員に事情を話し、また無線室に電話。

結局その客は乗せず、ただのタケシ君への連絡係として俺の役目は終わった。
ここに向かってる途中、珍しく2回も手を上げられたのに断り
さらに電話代を使ってこの始末。
太ももの視姦のみでは到底割りに合わないよな。


ちなみに、このタケシって乗務員はたぶんこいつだ。
前に休憩で休んでた時、コンコンと若い女に
窓を叩かれ、今日タケシ君出勤してますかぁ~~?と
言われたこともあった。
知るかバカ。

今日はタクシーの日だった。
103年前に、日本で始めてタクシー会社が設立された記念すべき日らしい。
点呼時に上司がウォー!と息巻いてた。

だからといってどうということもなし。
運収も1万いかず。
ちょっと期待しちゃったじゃないか。


なんて日だ。

夜勤開始。

1,5連休の後はさすがに体力が回復しているのが分かる。
4時間足らずの間に100kmほど走行したが、微量の疲れしか
感じず、体の中に爽やかささえ覚えた。

午前0時、夜食に24時間スーパーに寄って半額になったコロッケを2個買う。
本当は唐揚げが食いたかったけど、なぜかこっちは半額になってなかったので
コロッケにした。
製造日時は同じなのに、なんで唐揚げだけ半額になってないのか疑問だ。
ポツンと2袋くらいしかないので、絶対売れ残りだと思うんだけどな。
頭にくるぜマックスバリュ。

コロッケと持参してきたオニギリを食べ終わり、一息つくとなんか急激にだるくなった。
なんか右腹部に鈍痛も走り出し、結局それからう~んう~んと唸り
3時間近く1回も走らずゴロンしていた。

やっぱネカフェに行くべきだったな。
なんというかあまりにも長く、狭い車内にいるのは心身ともによくないね。
まあネカフェも狭いけどな・・・。

今日は暑かったので無駄に走り回らず
配車→客送る→近くの影がある場所で待機→配車→客送る→近くの影がある場所で待機
→配車etc・・・

こんな感じで1日を過ごした。
それでも運収12000ちょい。
もうひたすらこの戦法でもいいんじゃないかと思えてきた。

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