2016年12月

はぁ・・・今年ももう終わりか。
去年のように今年も1年を振り返ってみるとする。

2016年は2015年10月からやり始めた自動車製造の派遣を
7月頭でピリオドを打つ。
およそ9カ月間に及ぶ派遣生活だった。
きついだけで何も楽しいことが無かった。
唯一あったとすれば毎月の給料明細をチェックする時くらい。
色々思う事もあった。
例えば、俺と同い年くらいの奴もTOYOTAのような大企業で中間管理職
などの役職に就きみなを統括する立場になっている。
今まで何もやってこなかったやつと、頑張ってやってきた者の差というのを
肌身を持って感じられた。

その後、失業保険を受けることにし、職安へと足を運んだ。
職員から説明を受けて書類などを提出していく際、職業訓練校なる所へ
通うと本来3か月の失業給付が6か月になると聞き、試験を受け職業訓練へと
入校する。

そして10月から始まった職業訓練。
訓練内容は機械加工という、まったく初めて習うものだ。
もしかしたら講師がムチを持ってビシ~とかやるような厳しいとこ
かもと想像してたが、実際は優しくまったりした感じで行われている。
多少進みが早い気もするが。


早くも訓練は2か月以上経ち、前半の授業が終わった。
2014年末、ニートのベールを脱ぎ捨て始まったタクシー→派遣→職業訓練
の3コンボもあと3か月で終わりとなる。
次なる一手をどうするか・・・。

バトルフィールドでとんでもない数字を叩き出してしまった。
Battlefield™ 1_20161223121901
27キル0デス。
いつも3キル20デスなんてのが当たり前の俺にとって
この戦績は文句なしの出来である。

なぜこんないい結果を残せたのか、それにはワケがある。
バトルフィールドとは第一次世界大戦をベースにしたFPS戦争ゲームだ。
プレイヤーは1つのマップで、敵味方総勢70人前後が分かれて戦うんだけど
マップの中にはビークルと呼ばれる戦争兵器が至る所に配置されている。
例えば機関銃だったり対空砲という、その場でしか使用できないが威力は強力なので
俺はよく利用している。
そのビークルのひとつ、‘砲台‘を使った結果金字塔を打ち立てることができた。
砲台
こんなバイキン城みたいな形をしたやつなんだが
地中の中にある運転室で大砲をぶっ放すビークルなので身を晒さず安全なんだな。
まあ敵が中に入ってこられればジ・エンドなんだが今回運良く誰もやってこなかった。
物凄く射程が長く、当たれば即死もままあるほど威力の高いこの砲台兵器。
米粒のように遠くで蠢いている敵プレイヤーを安全な場所から打ち倒していくのは
得も言われぬ快感だった。

ただ、この兵器人気があるのか知らないが、なんか味方のプレイヤーがスコープの前を
ゴソゴソ這いずり廻って邪魔な場面があった。
Battlefield™ 1_20161223120557
俺が使いたいからどけっ!といいたいのか?
Battlefield™ 1_20161223120544
だが断る!

アトピーがつらい。
最近、顔が赤くなって痒く、身体も湿疹が拡がっている。
アトピーの治療には主にステロイドという薬を塗ったり飲んだり
して症状を抑える(治りはしない)。
ステロイドには副作用があるが、俺は塗り薬よりも効き目も副作用も強いといわれる
飲み薬を今服用している。
それでもこの様だ。

もしかしたらゲームのしすぎが影響してるのかもしれない。
1か月ほど前にPS4とバトルフィールドを買ってからというもの
連日欠かさずプレイしている。
たまに深夜までやってしまう事もあったが、7時間睡眠は一応心がけてたつもりだった。
だが訓練校から帰ってきて2時間弱、さらに飯食って風呂入ったあと3時間弱。
休みの週末にもなれば丸1日戦場へと繰り出してる。
前にも書いたが、コンピューターゲームは一見遊びのようにみえて、傍から見ると
画面を観ながら呆けのようにカチャカチャしてるだけのように映るが、やってる本人は
なかなか精神、体力共に消耗するんだよな。
俺は前にもPCのオンラインRPGゲームをやってたけど、そのゲームでは週に2回
2時間の大規模な対人戦があった。
その2時間、戦い終えるといつもへとへとになり
まるで10kmのマラソンをしたかのような疲れを覚えてた。

アトピーという病は免疫の働きがおかしくなってるという事の他に
ストレスなども関係しているらしい。
ゲームをして楽しんでいたつもりが身体には負担を掛けていたのかもしれない。


明日からは1日2時間までにプレイ時間を抑えようと思う。

今日から冬休みに入った。
この2か月半、主に機械加工の授業を受けてきたわけなんだが
何か身に付いたかといえばあまりそう思えない。
まったくの素人ではなくなったとは思うけど、まあ素人に産毛が生えた
くらいのもんだと思う。
実際の現場にいっても未経験者とほぼ変わらないだろうな。

来年からはPCを使った作図作業と就職へ向けた活動が主となり
加工するような実技はまったく無いようだ。
最初、入学式のオリエンテーションの時だったか講師が前半の加工技術が
大事であり企業はそれができる人材を求めている。
後半の作図作業はできて当たり前なのであまり求人無いから前半頑張れと
激を飛ばしてたのを覚えている。


ということは、来年早々からもう就職活動したほうがいいのか?


俺のきのこが絶好調。
きのこ
一昨年に仕込み、去年は一応生ったものの10~20個くらいだったが
今年はすでに200個以上生えてきてる。
まだまだ継続的に赤ちゃんきのこが誕生しているので、今年の冬は
きのこに困ることは無さそうだ。


今年も残すとこあと10日ほどになり
訓練校も3日行けば冬休みに入る。

今、授業の方はCAMを勉強している。
CAMというのは以前習ったNC旋盤マシンオペレータと連動していて
今までは手書きでプログラムを入力して機械を動かしてたんだけど
こちらは専用ソフトを使ってPC上で加工物の図面を書いていく。
そうするとプログラムを書かなくてもCAM側が図面に合ったプログラムを
組んでいくという優れた代物だ。

しかし、当然ながら図面を書く技術や知識がなければ
プログラム以前の問題だ。
早くも授業についていけなくなっている。

オセンチな気持ちで従弟の式に参加したわけだが
ちょっといいこともあった。

従弟の結婚式場は他にも、何組かのカップルの式が時間差で行われていた。
披露宴の最中、会場の外に備えてある豚箱のように狭い喫煙所で煙草を
吸っていたら何やら見知らぬ男の人から煙草を差し出された。
連れの人がいうにはこの人中国人らしい。
この人達は従弟とは関係ない人達で、違うカップルの結婚式に出席している模様だった。

謝謝(ありがとう)というと男の人はニコッと笑っていた。
中国ではお祝いの場などでは見知らぬ人にも煙草をあげる習慣でも
あるのかな?
たばこ
漢字が混ざっててカッコイイロゴだ。
高級感が漂っている。

週末に従弟の結婚式があり、遠出してきた。

この従弟は俺と4つ違いで、父親の兄貴の子となる。
父親の実家ということで、小さい頃は毎年正月には帰省して遊んでいたが
高校を中退した頃から向こうの人たちに近況を聞かれるのが怖くなって
ほとんど帰らなくなっていた。

今回は約5年振りの再開となったわけだが、いやはや時代は変わる。
この従弟、リア充の化身のような奴で、本当に友達が多い。
初めに書いたように、中学くらいまでは毎年一緒に過ごしてきたが
親戚一同でどっかに食べに出掛ける時も友達を3,4人連れてくる
なんて事もあった。
実際、俺もこの従弟には幼心に結構影響を受けた部分があり
実の兄とはまた違った意味で兄のような存在だった。
だからこそ真っ当な道を進んでない今の俺は接するのに
後ろめたさを感じてしまうんだよな。

今回の式も、そんな奴の勢いは衰えてなかった。
受付するときに招待客一覧みたいなしおり的なやつをもらったが
会社の同僚上司10人ほど、友人は40人くらい名を連ねていた。
花嫁さんの約5倍だ。
くそったれが・・・。

式は会場に設置されたプチ教会みたいなところで行われ
外人の神父さんの元、誓いをした後コーラスの中チューして
披露宴へと入った。
披露宴は上司のお祝いの言葉から始まり、従弟と花嫁の馴れ初めをビデオで流したり
友達達が余興をやったりして盛り上がった。盛り上がっていた。

そんな感じで午後1時くらいから始まった式と披露宴も、4時前にはお開きとなる。
列を作ってみなが式場の出口から出るのを、新郎新婦(従弟と嫁さん)が一人一人握手して
見送っている。
俺もその列に並び、従弟とこの日初めて顔を合わせた。

おう、nitoお前今何やってるんだと聞かれ、しどろもどろにいや、特に何もというと
ああ?といわれたが後ろにも人が居たのではぐらかし、おめでとうと言うとその隙にそそくさと会場を出た。

                    
はぁ・・・。

職業訓練は色んな職種の訓練コースがあるんだが
俺が受けてる科は機械加工があるので作業着を着るのが義務となってる。
そのため、俺は訓練が始まる事前に
2着作業着を買っていて、それを毎日日替わりで着て行ってる。

今日、訓練が終わりいつものように作業着を洗濯機に入れる時、ふと襟首をみたら
フケがいっぱい付いてた。
俺は元々フケ症で、中学生の頃とか同級生に馬鹿にされてた。
乾燥肌なんだろうな。
その頃アトピーは発症してなかったが、その気はもうあったんだと今になって思う。

打ちひしがれている。
何もかもが自分の理想としている事と正反対に進んでいってる感じだ。
俺は<楽>を求めているのに気が付くと訓練校に行き就職というク<苦>を求められ
アトピーというシン<辛>に犯されサンドイッチされてしまってる。


引きこもりたい



11月分の失業給付金が入った。
給付
その額17万5千円ほど。

今は日額5千円数百円に昼飯代の500円(登校日の日のみ換算)と交通費が
含まれて支給されてるが、昼飯代の500円は40日間で支給が
止まるらしく、登校日が月20日と計算するとこれからの4カ月間(12月、1月、2月,3月)は
これより20×500=1万ほど支給額が減る。

10月は4日から登校で支給はその分少なかった。
そう考えればこの月が、6か月間の失業給付期間で一番高額になるかもしれない。

とうとう寝坊して遅刻してしまった。

俺の通ってる訓練校は半日以上出席すれば登校したと認められ
給付金が貰える。
1日6時限の授業だから4時限まで受けれれば一応はセーフというわけだな。

そんな制度の網に引っ掛かり、なんとか助かったが
これからは気を付けないといけない。
金以外にもなんで遅刻したか、という理由を色々な用紙に書いたりしないと
いけないしそもそも学校側の印象も悪くなるからな。
今日は日付が変わる前に寝る。

ゲームは熱中してプレイをすると体力を消耗する。
娯楽という趣が強いが実はお遊びではなく、スポーツのような
一面もある。

fpsと呼ばれる類のゲームは特にその傾向が見られるようだ。

昨日の日記の続きみたいになるんだが
年上の人と話す時、敬語を使うのは当たり前だけど
俺の場合、なぜか年下にも敬語を使ってしまう。
なんでこうなってしまったんだろうかと考えてみた。

思うに、学校もロクに通っておらず長年ニートだったという現実が
劣等感として潜在意識に誕生してしまい、それが卑屈な形となって表れているんじゃないか。
年下とはいえ人生をまっとうに過ごしてきた人に対して俺のような
ロクでもない人間がタメ口をきいていいものかと。

あと、敬語を使うというのは相手に対して
一線を引きたいという心理も働いていると
どこかで見たことがある。
あまり仲良くなりたくないみたいな。

金庫のように固く閉ざされた俺の心を解き放つ
鍵は一体どこにあるんだろう。

なんだろうこの感じ・・・。

前にも書いてる隣の席の女性訓練生とはちょこちょこ話すようになった。
といっても課題とかのことを話すくらいで挨拶しかしない日もある。
挨拶しかしない日の方が多い。

昨日久々に、今回の課題は難しいですねとか話してたんだが
彼女の隣にふわ~っと男が寄ってきた。
今回の課題も前回と同じように、グループを作って共同作業的にやってる。
男は彼女と同じグループでどうやら課題の事を話にきたようだ。
俺は作業に戻りつつ彼らの様子を伺っていたんだが、二人とも同級生ように話してる!
そう、彼らは年が近いか同い年(たぶん)なので屈託なく話せるのだ。
俺はまるで鈍器で頭を殴られたような衝撃を覚えた。

そう思うのにも理由がある。
彼らは俺のクラスで最年少なので
誰かと会話してるのを見てもまあ敬語なんだけど
今回目撃した場面では2人共タメ語だった。


やられた、完全に。
KOされた。

lvが10に上がった。
Battlefield™
しかし、腕は一向に上がらず。

昨日(今日)も日付を越してのバトルフィールド。
だが、相変わらずいい戦果は得られず途方にくれたので
ちょっと戦い方を調べてみた。
その結果、とりあえずコントローラーのスティックの感度を下げるというものがあり
すぐできそうだったのでやってみた。
すると・・・なんと6KILLもできたのだ!
このゲームはスティックで銃口を敵に合わせて撃つんだけど
いつも焦点がツルツルと定まらず、倒せる場面でも撃ち損じたり
逆にやられたりすることが多かった。
コントローラー

この感度というのは、スティック速度を下げたり上げたりする機能で
上げたら速くなり、下げたら遅くなる。
つまり、下げたら敵に焦点を定めるのは遅くなるけど、ゆっくりになるので
正確に定められるんだな。
上手い人はおそらく、感度を最大まであげてガンガン倒していくんだろうけど
FPS(銃を撃ちあうゲーム)初心者はこっちのほうがいい気がする。

そんなわけで今日も訓練校から帰ってすぐプレイした。
何かを掴んだ。
今日は2桁KILLいくかもしれないムフフ♪♪と思いながら始めたんだが
なんゲームしても2KILL(殺った数)20DEATH(殺られた数)。

・・・もう

昨日、日記を書いた後もう1戦だけやって寝るかと
プレイを始めたんだが、気付くと午前3時を回っていた。

ニートへと還りたい。

バトルフィールド1を買ってからというもの、訓練校から帰宅と同時に
即PS4の電源を入れて戦場へと出兵している。
それから11時くらいまでひたすらパンパンとピストルを撃ち
ダイナマイトを放り投げて1日が終わる。

ややまともになりかけた人生経路が、また変な方向に
進行しつつある。
やっと乗っかりかけたレールからまた大きく脱線するような
危険の予知をそこはかとなくしている。




部屋にストーブを設置した。
ストーブ
これは去年まで居間の方で使ってた奴なんだが、今年から石油ヒーターを使うらしく
倉庫に眠っていたところを失敬してきた。
しかし、ストーブがあると全然違うな。
去年まで、冬はプルプルと震えて過ごしてきたがそれももう終わりだ。


TVにPS4,そしてストーブと今年は文明開化が進んでるなあ。

従弟の結婚式があるのでスーツ一式を新調してきた。
合計で6万ちょい。
祝儀も3万やらないといけないので合計で10万くらいふっ飛ぶな。
この従弟は父方の方で、まだ母方のほうに2人控えている。
2人ともはたちくらいだが、いずれ結婚すると思うので
単純計算であと2回も祝儀をやらないといけない計算だ。

こうもぽんぽん金が無くなると、交通事故かなんかで
死んでくれないかなという邪心さえ芽生えてくるね。

今日は金曜で祝日でも無いが訓練校は休みだった。
入所選考会という、1月から入る生徒の試験があったからだ。
俺も約3か月前に受けたあれだな。

この学校は各科3か月ごとに新しい訓練生が入る。
俺は今10月入所生として入ってるが、先に7月生の先輩達が
入っていて最初の2週間くらいは一緒に勉強していた。
カリキュラムが途中でばらけたので今はほとんど合流しないが。
この7月生達は今年度内で半年間の訓練が修了ということになり、1月からは1月生が
入って俺達10月生は来年の3月一杯で修了となるわけだ。


7月生は最初15人いたらしいんだが、残り1か月を切ってる今現在、すでに
半数も残っていない。みんな何かしらのとこに就職したのだ。
朝礼の時は7月生も一緒にやるんだが、就職が決まるとその時みなの前で挨拶する
のでああ、この人就職するのかあと分かるんだな。
50代とか、結構齢いってる人もいた。


次々と労働戦士を生み出すこの機関。
20代だろうが50代だろうが関係ねえ。
一人ではどうしようもなく、だが少しでも良い条件のところに
就職したいと思うなら多少回り道しても来る価値はあるのかもしれない。

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