2021年05月

今週末も梅雨時の貴重な晴れ間だったが
ずっとゴロゴロ家でゲーム。

開拓へのモチベーションが下がっている。
切っても切ってもどこまでも生い茂る竹藪に、切って1ヶ月足らずの場所からは
もう背丈50cmを超える子笹も生えてきている。
そして発覚する、乱立する大木達
今は親父の事もあり、いくら半日はんぺん勤務といっても
平日開拓は時間的にも体力的にも厳しい。
だからこそというか、週末の休みの日くらいゆっくりしたい。

悪条件が重なり、頑張ろうとしてる己を
だらけたい己がねじ伏せた週末となった。
下手するとこの形勢、今後覆らないかもしれない。

親父は月に一度、癌の診療を受けに県立病院に通ってる。
今回も前回と同じく、母親(社員)が忙しいため俺(バイト)が
運転手兼付き添いで病院へ。

診察結果は前回とほぼ変わらないようだった。
只、親父は確実に弱ってきてる上、回復のメドは無い。
そう遠からず来るであろうその日がいざ来たら
自分自身の心境はどうなるんだろうと自問している。
今の親父は、1日中苦しそうに咳をしながらTVを見て
1日を終える日々を過ごしている。
そんな姿を見てると、少しでも長く生きながらえて欲しい反面
早いとこ、もう本当の意味で楽になってもいいんじゃないかという思いも
芽生えてくる。

勿論、親父は当事者なのでその旨心身共に一番苦しんでるのは間違いなく
息子といえども触れられない領域だ。
それは分かってるがこうやって、このままその日を迎えていいのかと
分からない日々が続いている。

ここ数日、左奥歯が若干痛むので歯医者さんに行ってきた。
今住んでる新家にはまだ住み始めて1年余り、周囲の歯医者さん事情など
あまり知らないためネットでリサーチ。
場所も近く、ホームページを見ると歯科医含む全てのスタッフが女性の
歯医者さんがあり優しさと柔らかさを感じたのでそこに行く事に。

受付を済ませ30分ほどで呼ばれる。
大きくはないが軽く虫歯になってるようで、10分ほど研磨された後
また一週間後に来院する予約をとってもらったが
帰り際、できれば靴下を履いてきてと生温かい苦笑を浮かべ言われた。

素足にスリッパで来てたんだが、今はコロナ渦だし
スタッフ全員女性なんで患者も女性が多かったような気がする。
その辺の配慮が欠けてたなと恥じ入り
次は履いてくるのを約束して院内を後にした。

ウッドショックなるものが発生してるらしい。

こちらの記事によると、コロナ渦における流通の減少や
世界的な在宅時間増加でアメリカを中心に家をいじる人が多くなった。
そのおかげで木材が足りなくなり、国内で使う7割を
輸入材に頼ってる日本は今までの5倍以上、それでも買い付けすら
困難になっていて建築の着工もままならず、住宅市場は騒然としているようだ。

俺の家は爺ちゃんが植えてそのままの杉や檜などの針葉樹が50本以上はあるし
先の怪木なども沢山ある。
タダでいいから切り倒して持って行って欲しいぜ、と記事を読んで思った。

心折れつつも原生林の開拓は続く。

週末の休みに梅雨時の貴重な晴れ間が差し込んだため
今日はえっせと切る、集める、粉砕の3作業に勤しんでいた。
午後、一休みして持参したお茶を飲んでるとふと
頭上に黒い物体がみえた。
kikurage
ちょっと分かりにくいんだけど、画像の中央の木の幹からキノコが生えていた。
よくよく観察してみるとどうもキクラゲのようで、2ヶ月前、人工的に
発生させようと菌買ったり穴空けて植えたりと苦労したのに
自然界ではこうやって勝手に生えるんだなぁと感嘆した昼下がり。

取って帰り試食してみようと一瞬思うも
生えてる場所が微妙に高く、頑張って工夫すれば取れたかもしれないけど
面倒だったので断念した。

朝、今日は親父の呼ぶ声で目覚めた。
時計を見ると6時15分。
いつもは5時30分に起き6時30分に家を出る。

本当にギリギリだった。
しかし、親父が帯状疱疹を患っているので
最近は薬を塗ってから出社するんだがギリギリでそれもできず。

不甲斐ない。
薬も塗ってやれず、ましてや満身創痍の親父に
寝坊しかけのところを起こしてもらう自分が。

希望の緑、なんとかこいつにかけたい昨日だったが
その希望が離れていってるのを感じてる今日この頃だ。

今現在、希望の緑ことアボカドを植えるため
亡きじいちゃんが残した荒廃農地を少しずつ開拓している。
開拓内容は一面に生えている笹草を草刈り機で刈り取り
ウッドチッパーで粉砕して真っさらな地にする。
そこにアボカドを植えるという計画だ。
しかしここに来て暗雲が。
sendan
なんだこの馬鹿でかい二股の木は!?
調べると`センダン`という木らしく、学校の校庭などに
よく植えられてるらしい。
思えば俺が通ってた小学校にも生えてた記憶がある。
なんか薄黄色な小粒の実をいっぱい成らしてそれを児童とかが踏んづけるもんで
地面で腐って臭いんだよな。
だがここは小学校じゃねえ!
kuri
栗の木だがこれもでかい。
しかもなにこれどうなってるんだ!?上の方で一部くっついてるぞ。
どうやって切り倒すか想像もつかん。
sugi
奥に進むと今度は杉が。
また二股で、そしてデカい。杉って普通、連なって何十本単位とかで
生えてるがこれは単体だ。
しかしデカい。根元の直径は1mはありそうだし、上を眺めると
優に高さ300mはある。
まぁそれは盛りすぎだが25mはあるだろう。


笹草なら面倒なものの、力押しでどうにかなった。
ただこの巨木かつ怪木達の前ではどうにもならん。
そして厄介な事に、さらに奥にもこいつら級がゴロゴロ
佇んでいそうな気配が見え隠れしている・・・

今年は梅雨入りが、全国的に観測史上最も早いらしく
俺が住んでる九州中部でも例年より3週間ほど早い
昨日梅雨入りした。
昼過ぎ、はんぺん業務を終え部屋に戻ると
室内の温度は30度近く。
まだ5月の半ばだというのに、もう夏といわんばかりの暑さだ。

日本は間違いなく熱帯国に変貌を遂げつつある。
やはりこいつにかけるしかない。

2ヶ月ほど前に種を植えた夏野菜、絹さやが成長し
実を付け始めた。
kinu
袋で栽培してるんだが、上の画像は右が30ℓで左が20ℓ。
30が5個、20が3個ほど収穫サイズの実を成らせていた。
ちなみに10ℓの袋もあるんだがまだ0だ。

袋の容量で生育に差は出るのか?
そんな疑問から10ℓ20ℓ30ℓの袋でそれぞれ栽培中なんだが
早くも差が出てきている。
時が過ぎ、さらに差が出てくるのかあるいは縮まってくるのか
興味深いところだな。

親父の調子が悪いが、同じく俺も調子悪い。

俺はアトピーという皮膚病を患っており、もう10年選手を超えている。
今まで病院で処方された薬や、市販のものを投与し続けているが
完治するどころか年々悪化の一途を辿っているのが現状だ。
日々波はあるが、全身が疼いている日は半日のはんぺん作業さえしんどい時もある。

アトピーは精神のストレスでも悪化すると聞く。
この調子の悪さも親父の事が影響しているのだろうか。
思えば親父の癌の報告を受けた去年の1月頃から特に悪化してる気がする。
となると・・・。





別の人の土地を草刈りしていたという衝撃の事実。
というより、なんで境界線の印も無くいきなりよその土地に
なってしまってるのか。
その不可解な謎を解き明かすべく、現在の原生林の名義人である
母親にその真相を迫った。

5分で謎は解けた。
時代は遡り、曾祖父(じいちゃんの父親)が昔、この地を管理していた頃。
曾祖父は借金をしていたらしく、とある人にその借金の世話をしてもらった礼に
この原生林の一部を無条件で使わせる取り決めをしたそうだ。
それからというもの、そのとある人が栗を拾ったり、まぁなんか色々してたんだろう。

しかし、それも昔の口約束で登記上は俺の家の土地。
そして今現在は笹藪だらけ。聞くとこでは、そのとある人ももう
10年近く姿を見せてないという。
問題無い。開拓を続行しよう。

原生林を開拓中、ウッドチッパーの調子が悪くなったので
切った笹草を集めて燃やしていた。
すると

なんしよっとね!
IMG_20210509_132641_315
草むらの中から怒声とともにおばちゃんが現れた。
このおばちゃん、向かい側の丘に建つ家の住人で何やら
モクモク立ち上がる煙とバチバチ鳴る焼竹音で火事かと思い
駆けつけたそうだ。
夕方に燃やすと風が吹いて危ないとか長々と説教される。
ァンダこのババア・・・。

バーニングタイムを阻止され内心苛つきつつも
スンマセン、ヘコヘコと腰低く低姿勢を保ってるとおばちゃんも気を良くしたのか
説教以外にも話し始めた。
このおばちゃん、俺の家の事もちょっと知ってて
どうもこの地、俺の家の土地では無いらしい。
説明が難しいが正確には、↑画像のちょっと上までが俺の家の土地らしく
今草を刈って燃やしてた場所はなんと別の家の人の土地だと言うのだ。
マジかよ・・・。


苦労して人の土地の草刈り、ご苦労さんですふぁーと言い放ち
おばちゃんは去って行った。
ァンダこのババア・・・。

帯状疱疹を患ってからというもの、親父は一層弱りきってる。
ほんの一月前は自分の事は勿論、買い出しや家の掃除、料理なども
やってたんだが今では洗濯とゴミ出ししか出来なくなってる。
無論、上記の家事は、親父と2人暮らしの俺にその役目が変わりつつある。

・・・今までやらせ過ぎてたのかもな。

この5連休、原生林の開拓に励もうと意気込んでいたが
夏野菜きくらげみょうがなどに手一杯で1%も開拓できず
終わってしまった。

短い期間で色んな事に、一気に着手しすぎてる感がある。
もっと絞っていかないと、あーこれやらなきゃあーあれもしなきゃと
意識と行動が散らかってしまい、結果的に効率が悪くなってるのかもしれない。
自分で勝手に始めて、勝手に追い詰められて1人相撲状態になってる。

もっとシンプルにやるべきだな

早くも大型連休残り3日になったはんぺん工員兼投資家の
2021年4月の株は

利益:5000円
含み損益:ー113500円

1銘柄売れたものの、損失が先月よりやや膨らみ
±は変わらずといったところ。


今現在、日本列島は変異コロナ種の出現により再び感染者が
増大し始めている。
それに輪を掛けてのオリンピック問題。
日経平均はピークこそ過ぎるも依然高値の位置にあるが
この厳しい現状、いつ膝をついてもおかしくないという
不穏な空気が充満している。

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