今日は初めての電話番だった。

時間は朝刊の配達が終わってから午前9時まで。
仕事内容は、明日のチラシが外に置いてあるのでそれを中に運んだり
余った新聞やチラシの整理、はわき掃除、その合間に電話を受け
留守止めや不着といった客からの要望に対応する。
基本的に2人一組でやる。

ただ、今日は明日が休刊日ということもあり
あまり仕事も無く、事務所で専業(正社員)さんの話を聞いたりしてた。
この人、この道一筋で20年以上働いていて、今いる店でも最古参らしく
色んな話を聞けてタメになった。

どうもこの店は危ういらしい。
売り上げもそうだが、何より人の確保が問題のようだ。
臨配といって、俺が配達を教わった糞ジジイなんかもそれなんだが
臨配を頼む販売店というのは実情、相当な人手不足らしく
そのままズルズルと人がいなくなってしまうケースが多いらしい。
実際、臨配一人を雇うのに掛かるお金は本人と派遣会社、さらには
住むところの家賃や光熱費、雑費などもタダで提供しないといけないので
俺みたいなアルバイトを雇うより3倍近く掛かるらしい。
なので店側としては早く従業員を確保して、とっとと臨配を切りたいようだが
人が来ないのでそれもできないとの事。


話を聞かせてもらい、そんな内情があるなら多少不着してもクビにはならない気がしてきた。
まあ来月の給料額次第ではこちらから出ていく可能性も無くはないけど。
そう思う余裕さえ出てきた。