とあるアパートのインターホンを鳴らし、集金にきたという旨を伝えると
あ~、はい・・・と少し不機嫌そうな対応だった。
少ししてドアがガチャリと開き、童を傍らに抱いた少女が出てきた。
ん?親は留守なのかな?この子が金を払ってくれるんだろうかと思いつつ
領収書を切ってると1万102円渡してきた。
料金は4037円。えっ?お釣りいくらだ分かんねえ。
1万円から取ってよろしいですか?と聞くも小銭が欲しくないから
1万102円で取れと突っ張られる。
アタフタして必死に暗算してると、6065円です、そのくらいも
分からないのですかあなたは、と冷たく罵られる。
くっ・・・このアマが・・・最近の餓鬼は生意気だぜと拳を握りつつも
どこかこの口攻に、少し興奮してる己も混在していた。

料金の支払いが終わり帰ろうとすると
解約したいんですけど、と生意気少女が切り出してきた。
・・・解約か。そういやここの家、新聞抜いてない日も結構あるし
あんま読まないんだろうな。
契約の事はよく分からないので、こちらからもそのように伝えとくので
領収書に書いてある店に連絡して下さいといってその場を去った。

次の集金に向かう途中、ん?ちょっと待てよという疑問が浮かんだ。
普通、集金の金を払うのもそうだが解約の話などするのは
親御さんじゃないか?なんであんな小さな少女が?
まさかあれ大人で、傍らに居た童はあの子の子供だったのか!?
頭の中が混乱してきた。

店に戻り、俺の区域を管理してる専業にさっきの事を伝えると
解約は契約が切れるまでできねえ!ときっぱり言われた。
さっきの家の事も当然知ってるらしく、事前に何かあったような
雰囲気だった。
どんな人が出た?と専業が聞いてきたので風貌は子供のようだったけど
あの人大人なんですか?と聞き返すも専業は黙ってた。
ったく使えねえなこの猿。