府中市は東京競馬場というものがあり
俺が住んでる東府中からはかなり近いとこにある。

昨日、電車に乗ってるとダービーが今日開催という
垂れ幕が飾ってあった。
ダービーか。
競馬に興味のない人(俺も)でも知ってる人が多いであろう
有名なレースだよな。
いっちょ観てくるかとさわやか号で出発した。

東京競馬場は新聞配達してた時に配達区域が近かったので
おおよその場所は知ってた。
が、入るのは初めてだ。
そしてこの大レース。
駐輪所は自転車がズラリと並んでおり、警備員さんの誘導で
やっと停める場所を確保した。

レースは単勝(1着)にキタノコマンドールという珍妙な名前をした馬に
1000円をかけて結果3着。
やれやれと思い、競馬ツマンネさて帰るかと踵を返したが
本当の悪夢はこれからだった。

さわやか号が停めてある駐輪場まで歩き帰ろうとするも
・・・・あれ?・・・・・・どこだ?
さわやか号の姿が見当たらない。
10分、20分、ウロウロして1台1台チェックするがやはりどの自転車も
さわやか号ではない。
おいおい嘘だろもしかして盗まれた!?勘弁してくれよ・・・。
警察にも届けないといけないし明日からどうやって仕事行くんだ。
泣きそうな思いで近くの警備員さんに、この辺に停めてあった自転車
どこかに移動させたりしてないですか?と聞くもしてないと即答。
俺の自転車がねーんだよ!しっかり見張ってたのかこらぁ!!
と怒鳴りたい気持ちを抑え再び探し始める。

が、やはりない。
・・・まて?本当にここに停めたか!?
・・・いや確かにここだ。この辺に停め正門の方へ
テクテクと歩いていった。
それは身体の感覚と視覚が覚えている。
だが無い。
しかし警備員も人通りも多い中
自転車泥棒なんてするやついるか?
ということはやっぱ俺が停めた場所を誤認識しているのでは!?
その確率が高いのでは!!?
藁にもすがる思いで一区間離れた駐輪所も探してみた。
するとそこには凛としてさわやか号が停まっていた。


はぁ~~~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・発見。
ほんと助かった。
ダービーを遥かに上回る緊張と興奮を味わった。