派遣の職場見学に行ってきた。

待ち合わせ先の、訪問者用の館に入ると派遣の人はもう来てて
テーブル席に促される。
もう一人来るからと言われ5分ほどすると女の人が現れて
隣の席に座った。
わっ美人さん。今回の職場は、まあ安定の工場なんだが
こんな人でも応募するのかあと意外に思った。

2人揃ったところで、派遣の人から今日の流れの説明に入る。
流れと言っても職場見学を受けた後、派遣先の部長さんとの面談というか
顔合わせをして終了という簡単なものだった。
同僚で怖い人いますか?などの質問は向こうの心象を悪くする場合があるので
もっと無難な質問をした方が良いなどのアドバイスもぽちぽちと。

一通り説明を受けた後、見学までちょっと時間があるから
トイレとか行きたければ今のうちにと、派遣の人はトイレに行き
隣の美人さんと二人きりになった。
何か話しかけた方がいいんだろうか?しかし慣れ慣れしい奴だと思われたら嫌だし
第一自分から人に話しかけるのが滅法苦手な俺。
それも女性で美人な人なら尚更の事。
やはりここはクールな距離感を保とうと、腕を組みどっしり椅子にもたれ掛かって
正面を凝視してたら

何処から来られたんですか?

と、美人さんが話しかけてきた。
あ、いや、自分は府中ですはい。そちらは?と聞き返すと
彼女は都心から来たようだ。
今回の勤務地は府中で
、俺はチャリで来たんだが
彼女は電車を乗り継ぎ、はるばる1時間以上も掛けてここまで来たようだ。
東京の就業事情はよく分からないが、23区外から23区内に働きに
出ることはあっても、逆はイメージなかったので感心してしまった。
その後も残業あるんですかねえとか話していく間に気が付くと
腕はほどけ、椅子から滑り落ちるほど腰も砕かれメロメロになっていた。

見学中も派遣先の人がする説明まるで上の空、メロメロ状態だったが
なぜか見学後の予定だった派遣先の部長さんとの面談がなくなり
さらにもう、この場で採用は決まったらしくて8月の頭から出勤となり
トントン拍子の展開に素面に戻る。


帰り道も駅まで美人さんと一緒になったんだが、お互い採用されて良かったですねと話し
とてもゴキゲンな1日だった。