,砂を噛むような日,というのは今日みたいな日
なのかもしれない。

今日の現場は狛江市という街の東野川という場所。
俺が住んでる府中市からおよそ6kmほど離れているが
電車で行くまでもないと、さわやか号で出発。
一度も足を踏み入れたことない地だが6kmなら問題ないだろ。
東府中→東野川
場所付近に着くと隊員さんらしき人が制服を
着替えててこんちゃーと挨拶し俺も習って
脱ぎ着する。
川沿いの住宅地で、人通りも間々ある所だったが
お構いなしにトランクス姿を人目にさらけ出す。
交通警備は警備の種類の中でも,雑踏警備,といい
ストリートが仕事場だ。
故にロッカールームなどない。
ちょっと恥ずかしい・・・と脱ぎ着きしつつも全員が揃い
警備が始まった。

交通警備の仕事は主に片側交互通行誘導歩行者誘導に別れるようだ。
片側交互通行誘導というのは、工事などで片道が使えなくなる時
行き交う車が追突しないよう両端に警備員が立ち交互に車を流す
人間信号機のような作業。
一方、歩行者誘導は工事のため簡易に作られた歩道に
足下段差あるので気を付けて下さい~といった声かけ作業だ。

とまあ役割分担があるんだが、前日に引き続き歩行者誘導に。

正直、片側交互通行誘導より歩行者誘導の方がラクだ。
片側交互通行誘導は常に正面から来る車をみつつも
向こう側にいる隊員の動きにも気を配らないければいけない。
ボ~っとしてる暇など無いのだ。
それに比べたら歩行者誘導はたまに通る歩行者に
ちょっと声かけるだけでいい。
そんな訳であくびをしながら歩行者を誘導してると
オイ!、ちゃんと声かけしろ!!と怒声が飛んできた。
隊長だった。
えっ?してますよ
あぁ!?声が小せえんだよ!!
そんなか細い声で歩行者に聞こえんのか!?
それで怪我したら責任取れんのかオォン!!!?

・・・スンマセンと謝り、謝罪の意を述べ歩行者が通る度に声を張り上げてると
お前、ぺーぺーか?と聞いてきた。
あ、自分ペーペーですと答えると、片側交互通行誘導やったことないよな?
今からやれと急遽持ち場変更に。
マジかよ・・・10分ほどアタフタしながら警備棒を持ち下げするも
なっちゃいねえ、お前その内人殺すよ?俺がやるから脇でみてなって。
・・・あぁ・・・うん・・・そうか。
まあ車はスムーズに流れてるから上手なんだろうけど・・・
一々動作がでかいのが気になった。
止めといた車を流す度にびょんびょん飛び跳ねるし
車が来ない時はうひょえあ!!~奇声も鳴らしていた。
トランシーバーで向こう側の人と話してたみたいだが・・・。


午後5時、警備終了。
うん~、今日この人に言われた事全部鵜呑みにしていいのだろうかと
さわやか号を走らせてるとあれ?ここ何処?
左右前後の感覚を見失い2時間弱狛江市を彷徨いてた。
東野川→?