刻は午後5時前。朝7時半からうんせと配達に勤しみ
今日32件目の配達先へと向かう。
周辺に着き地図で再確認すると、どうやら目の前にある
細い坂を上った先の家のようだ。
車降りて徒歩で行くか・・・いや、この家の荷物重いし
何より暑すぎて出来るだけ車内から出たくない。
ブイーーン!坂道を加速し頂上まで駆け抜ける。

坂の上には配達先の家と隣り合うようにもう一軒が。
荷物の受け渡しを終え、さあ戻ろうかとするも狭いぞここ。
けどバックで坂を下るのも怖いし、なんとかUターンして
安全に戻るとしよう。


その考えと行動は大きな誤りだったと、後に男
(35歳ぺーぺー委託ドライバー)は思いしる事になる。