カテゴリ: 新聞配達

所長に呼び出されて、配達が遅いとクレーム来てるから
もっと早くしろと言われた。
さらに、転送人が居なくなったことで君の配達箇所は今後増えるから
もっともっと早くしろと言われた。

この転送人が配達してた個所の1部は、元々俺の区域だったらしい。
だが俺の先代、前の配達員がそこを配達してると間に合わないと嘆いたので
仕方なく転送人に配達させていた経緯があるという。
転送人が居なくなり、また元の体制に戻そうという事だろうが
冗談じゃないな。馬鹿かつーんだよ。間に合うわけない。

ただでさえ配達が遅れてるってのを分かってるはずなのに
こんな無茶な要求をする理由は察知している。
俺の先先代、前の前の配達員はその個所を含めても
午前5時半くらいには配達が終わっていたらしいのだ。
なので、俺や先代がチンタラ配達してると思われてしまってるんだな。


この業界、キチガイのように早く配達する人も存在する。
すごいと思う。だが、そんな人を指標にされたらたまったもんじゃない。
そろそろ潮時かもしれんな・・・。

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落とした領収書を受け取りに、お礼の西瓜を持参して優良読者の
マンションへと向かった。
領収書と引き換えに西瓜(780円)を渡し、そそくさとマンションを立ち去る。
渡す際、なんかあんまり好きそうじゃなかった風に感じたが、ぜひキンキンに冷やして
食べて貰いたい。

その後、残ってたラスト2件の集金へと向かった。
両方とも家に居てすんなり回収完了。
これでやっと6月分が片付いた。


一時はジ・エンドかと、脳内でスタッフロールが流れていたが
なんとか体制を立て直したな。
まだお前は去るべきじゃないという、新聞神のお導きかもしれん。

昨日は最悪だった。

残りの集金に向かうため、バッグから領収書を取り出そうとすると・・・
無い。
頭の中が???で覆い尽くされた。
そして次第に膨れ上がる不安と焦り。
なぜない?考えろ・・・・・・・考え・・・・・まさか!
2日前、最後に集金した極悪不良読者のところに置いてきてしまったのか!?

領収書はケースに束なって綴られてある。客からお金を受け取る時
引き換えにケースの中の領収書(半券)を1枚、ビリっと千切って渡すんだが
その時、ケースの方をどこか地面や手すりなどの適当な場所に置いとく事がある。
金と半券のやりとりで両手が塞がってしまうからだ。

急いで不良読者の住むマンションに走り、部屋付近を探索する。
が、無い。
もしかしたら不良読者が取っといてくれてるかもと思い
電話を掛けるも繋がらず、新聞自体抜かれてない。
管理室や近くの交番にも行ってみたが×。
ちくしょう・・・泣きてえよ。成す術なく、仕方なく店に戻り店長に報告すると
個人情報ウンタラでウンタラだから見つかるまで探せと怒られ、たまたま店に居た専業さん
4人ほども強制的に探索に加勢させられる。

計5人でマンション周辺を探すが、集金にきたのは2日前。
今さら見つかりっこない。
探してる間、強制参加させられた専業さん達からはなんで失くす?信じられん
タダ働きだ等チクリチクリと小言を言われる。まさに針のムシロだ・・・。

そんな時、携帯からピロリロリーンという音が鳴った。
電話の主は例の極悪不良読者で、今回の件を話すと
ああ、それドアの前に落ちてたからうちで取ってあるよ。明後日はずっと家に
居るから取りに来なよ
、と告げられる。


悪かったと思ってる。
今まで極悪不良読者などと日記で罵って。
最優良読者の間違いだった。

昨日の夕刊時、店に出勤すると専業から
一枚の封筒を渡された。
なんだろう?と中身を見てみると
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どうやら寸志が支給されたようだ。
その額、28689円也。
半年ごとに貰えるとは事前に聞いていたが
まだ3ヶ月ちょいしか働いてないので、今回貰えるとは
思ってなかった。

ひょうたんから駒だな。
寿司でも食っちゃお。

やっと今の今まで集金から逃げていた極悪不良読者から
金を回収することが出来た。

業を煮やしたので、2日ほど前に脅迫文をポストに入れといたんだが
やはり正解だったようだ。
慌てて電話してきてすんなり支払ってくれた。
本当ならノシを付けてもらいたいくらいだがまあいいとしよう。

まだ集金は残っているが、とりあえずはメドが付いた。
喉につっかえた魚の骨が取れたような気分だ。

6月分の給料で手持ちが約137万になった。
先月が確か131万くらいだったので、たった6万しか増えてない。

俺、何もしてない。どこにも行ってない。
仕事しかしてない。
ナノニドウシテ?

6月は市民税の支払いがあったのでそれが響いてるのかもな。
これから隔月で15000円、12月まで合計で6万ちょい支払わなければならない。
ちなみに市民税なんてもの、今回初めて払ってる。
今までどんだけ低収入で生きてきたかがうかがい知れるな。

6月分の給料が振り込まれた。
その額164741円。
まったく、何の面白みもない額である。

そして先月と同じように、6月10日~7月10日までの食費・煙草代・酒代を
レシートで集計してみたところ


食費:31310
酒:6364
煙草:5890


という結果になった。
先月と比べると食費が下がった代わりに酒煙草代は上がっている。


ストレスが溜まってるんだろうか・・・。



転送人がいなくなり早1か月。

転送人とは、配達員がバイクに積めない新聞を車で適当な場所に
置いて回るのが主な仕事なんだが、何カ所かだけ新聞の配達もしてたらしい。
で、今その転送人がいないわけなので配達員が区分けして転送人が配達してた
場所も配っている。

俺もその配達が割り当てられてるんだが、わざわざ転送人が配るとこだけあり
かなりヘンピなところにある。
ヘンピというか、本ルートからかけ離れた場所にあるんだよな。

前は雨などが降らなければ6時前には終わってた配達も
今じゃ6時過ぎが当たり前になってる。
それに伴い、早入れなどの時間指定に間に合わせるため
本ルートも順路変更せざるを得ずごちゃごちゃしてきた。


俺もいなくなりたい。

はぁ・・・もう休みが終わる。

今日は洗濯等を済ませた後、雑用品を買いに行ったり
配達用の靴を新調したりした。
一足1000円。
赴任した際に購入した靴はソールがすり減って穴が開き、雨水の侵入を
許すと共にとんでもない臭いを発していたからな。
この辺でフレッシュさを取り戻したかった。
その後も皮膚科に行ったりして、もう現在午後6時を回ろうとしている。

しかし今の生活、仕事のために生きてるようなもんだな。
今日なんて休みだというのにたった2時間しかゲームできてない。
思えば、俺が東京に来て、住み込みで新聞配達という仕事を選んだのは
ゲームを長時間したいという思惑が1番大きい。
ここに来る前、職業訓練に通ってる時、息抜き程度の気持ちで買った
PS4にどっぷり嵌り俺は就職を拒んだ。
もっと遊びたい。まだ就職なんてする時期じゃない。
そう考え、ほどほどの労働時間でほどほどの給料が貰える新聞配達(アルバイト)を
選んだんだ。
もちろん、人とあまり接しなくていい点や、誰でも即採というのも選んだ理由の
一つなんだけど。


思惑は大きく逸れている。
人生、思い通りにはいかねえなやっぱ。

相変わらず集金がはかどらない。

昨日から、訪問と不在票では埒が明かないので電話攻勢を
しかけている。
が、時間帯を替えて2時間置きに掛けるも
留守番電話に繋がるのみでコンタクトは取れない。
とにかく何か連絡をくれとすがる思いで要件を入れといても返信は来ず。
もはや集金ストーカーと化してるな俺は。

イラつきがとぐろを巻き、このまま昇竜しそうな勢いだ。
しかしそんな状態になるのも致し方無い。
とある、まだ回収できてない家は、今手持ち無沙汰だから
~日、~時に来てと言われ、行ったにも関わらず、ずっと留守で
電話にも出やしない。
不誠実な事この上ない。
こういうのを今月は数件も抱えてしまった。

明日は休みなので集金の締めを今日やらないといけなかったんだが
上のような調子だったので、ついに禁断の手を使ってしまった。
つまるところ未回収の家の分を領収書だけ切りとって自腹で店に入金する
ということだ。
ノルマを達成するにはこうするしかなかった。


休みの前日だというのに、こんな憂鬱な気分は初めてだ・・・。

この店で働き始めて3か月弱。
同僚とは普段、ほとんど話さないんだけど集金時や
電話番の時だけは少し話してるんで大体この店の事も分かってきた。

驚いたのが、専業の人達も俺のようなアルバイトとあんまり給料が
変わらなかったという事だ。
専業はランクというものがあるらしく、俺が話を聞いた専業さんは
一番下っ端のようなのでなんともいえないが、なかなか厳しい経済状況のようだ。
まあ専業といっても、今俺がやってる仕事に区域管理という読者の契約
更新なんかをする業務が加わるだけだからな。
それでもバイトより忙しいのは間違いない。
奴さん達、配達が終わってからも洗剤とかを後ろに積んで走り回ってるし。
専業になったことはないのではっきりとは言えないが
俺のようなバイトの立場で例えたなら、終わりなく集金を延々とやるような。
そんな時間のやり繰りだと思う。

少し前に、俺より一回り年下の専業さんと話してると
近い内、できればこの夏が終わるまでには辞めると言って眼を滾らせてた。
えっ!?と思ったがこんだけ忙しなく働いてバイトとあんまり
給料変わらないんじゃなぁという憐れみを覚え
何も言えなかった。


俺もそろそろ進退を決めないとな・・・。
まだ入って3ヶ月しか経ってないけど・・・。

ダメだ。

最後の締めまで後3日しかないが残りの数件を
とんと回収できない。
不在票といって、留守だったので次はいついつに来ます~と書かれた紙を
ポストに入れとくんだが全然居やしねえ!
しかたなく、俺の区域の担当専業に泣きつくと(俺が集金をやる前はこの人がやってた)
ああそいつらなぁ・・・と、なかなか取れない極悪読者達であることを聞かされた。

過去の2ヵ月、俺はどうやってこの悪共を成敗したんだろう。
3か月目にして壁にぶつかっている。


昨日、集金の3回目の締めがあり
ノルマ95%をなんとか超すことができた。
次は5日後に98%が課せられる。

ところで集金のノルマ手当なんだが、前に書いたのは少し間違ってて
実際は初収30%、月末90%、翌月5日95%、翌月10日98%という
段階ごとに手当てが付くようだ。
だが10日というのは給料日と重なってるのが引っかかる。
9日までに98%超えしないと駄目ってことなのか・・・。

なんにしろ、集金人は目の前に人参をぶら下げられた馬に過ぎない。
ほんとクソなシステムだぜ

昨日集金の話を書いてる時に、はっと思い出した。
そういやあの家の事を忘れてた・・・と。

その家は集金の際、対面することなくお金を玄関付近に置いとき
それを俺が領収書と引き換えに持っていくというスタイルだ。
今週は古紙回収といって、古い新聞を袋に詰めといて
玄関に置いとくと業者が引き取る制度がある。
事前の電話連絡で今週はその古紙袋の中にお金を置いとくという事だった。

やべえよ。
連絡では7月3日に置いとくという手筈だったので
2日間も放置してしまっている。
今日の朝刊時、ドキドキしながらその家へ向かうと・・・あった。
古紙袋はまだ回収されておらず金も入ってる。

危なかった。
もう少し気づくのが遅かったら袋は回収され、金も塵と化していたかもしれん。
日記書いててよかった。

今月の集金も、不良読者にほとほと悩まされている。

昨日はとある家に、午後10時に行きようやく回収できた。
この家、何回訪ねても留守で日曜にようやく掴まったと思ったら
今手持ちが無いから払えない。平日は夜9時以降なら帰ってるから
その時来てくれなんてほざきやがる。

道理じゃないが明日(今日)が休みだったのでしぶしぶ合わせることにし
9時にその家に向かいピンポンを鳴らす。

ピンポ~ン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピンポ~ン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピンポ~ン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポポピポピポピポピポピポ
ピポピポピポピポピポピポピポピポピポピポピンポ~ン・・・・・・・・・・・
居ねえ。
しかたなく1時間ほど古本屋で時間を潰し、再度出向いてやっと完了という次第だ。

ただ、俺が腹立つのは何回訪ねても家に居ない時なんだけど
それよりも腹立つのが手持ちが無いって時だ。
これにはピキンとくる。
3千4千円足らずの金が無い?
正気かと疑うぜ。その辺自転車で走ってる中学生でもそのくらいの金
財布に入ってるだろ。
貧乏人が新聞なんか取るんじゃねえ!!と一喝したくなるな。
いや、実際貧乏ならまだ我慢できる。例えばボロボロの掘立小屋みたいなところに
住んでるなら、少ない収入で新聞を取り知識を得ようとせん姿勢みたいな
ところも感じられ溜飲も飲めるがここはそうじゃない。

まだ建てて10年も経ってような小奇麗な家。
そして庭にはバスケットゴール。
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停めてある車はでかくて、グレードも高そうだ。
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そんなアッパーな家庭に3千4千円がないだと!?
どゆこと!?
だが、案外こういうとこが毎月1,2件はある。(まだ3ヶ月しか集金してないが)
この家は俺の中にあるタブーをダブルで侵してるので
さらに怒り心頭である。

今日は都議選の影響で朝刊が30分遅れた。

俺は今、東京の府中市というところに住んでるんだが
ここ一週間ほど色んな党が拡声器でガンガン叫んでいる。
うるせえなあと思ってたんだが、少し前に
「府中市のみなさん、小池百合子です」
という声が耳に入ってきたことがあった。
小池百合子といえば現東京都知事であり、何かと有名な人だよな。
都心から離れたこんな街にも来るのかと感心し
どれ、あのかわいらしい熟女姿を一目拝ませてもらうかとベランダへ出た。

しかし、一時演説を聞いてるとどうも同じフレーズばかりを
繰り返し喋ってる気がする。
どうしたんだ百合子?やる気が無いのか!?
もっと他にも言うべきことがあるだろう。


結局、姿を拝むことなく部屋へ戻った。
original


どうも月の終わりから初めにかけて新規の入れが
増えるという事に3ヶ月勤めて分かってきた。
今日はドバッと17件も増え、順路丁を眺めながらの配達だったので
いつもより30分くらい長く掛かった。

一向に体力が回復しないな。
しようがない。
体力バー

集金時、おばさんの長話に掴まった。

なんでも、新聞屋の営業がきて新聞を取ってくれと
しつこく詰められたらしい。
しかしおばさんはもう、そこの新聞を契約している(俺が配達してる新聞)。
営業にそう言うと、一度解約して別の銘柄の新聞取った後、再び解約して
自分の新聞と契約してくれと迫ったようだ。
当然断ったが度々来るとのこと。
おばさんの激おこ話をはぁ、はぁ、と頷きながら聞いていた。

この営業、拡張といって店が新聞の新規契約者を増やすため
外部から依頼した営業専門の人達であり従業員ではない。
俺も詳しくはしらないが、1件契約成立ごとに~円という報酬を受け取る。
完全歩合制かつ、一度客と契約したら後はノータッチなので強引な契約を迫る
営業もいるらしい。
そんな強引に契約された客と付き合うのは俺達店側の人間だ。
思えば、新聞を嫌々取ってるらしき客もちらほら居る。
例えばここなんかもそうだろう。


俺じゃどうすることもできないので
とりあえず上の方に伝えとくと言っておばさん宅を後にした。
はぁ・・・時間無いのに厄介事が増えてくなあ

昨日の夕刊はしんどかった。

明け方まで小雨だった雨は、夕刊時には土砂降りにまで発達し
こんな状況で配達するのかと、嘆きと落胆が胸を覆っていた。

さらに夕刊がペラペラで紙分けに苦労する。
新聞は日によって厚さが違う事があるんだけど、夕刊は大体
薄い、普通、厚いの3種あってこの日の夕刊は薄いやつだった。
薄いと数を数えるのに苦労するんだよな。
ちゃんと数えたと思っても、実は重なってたりして間違えやすい。
やかましい奴からは早くしろやぁと急かされ、落ち着いてる人からは
無言のプレッシャーを受ける。
時間は10分足らずだが配達よりしんどい。

ダメ押しで朝刊時の紙分けの際、やはり親切女性の分を間違っていたことが
明るみになる。
まだ慣れてないからねぇとフォローしてもらうも、なんとなく怒気が漂ってる気が
したのでえっへっへと苦笑いしかできなかった・・・。


今日の朝刊はしんどかった。

俺の店では紙分けといって、到着した新聞を各区域に分ける作業がある。
当番制で今日は俺の番だったんだが、今回は諸紙の方だった。
本紙よりもこの諸紙のほうが分けるのにややこしく時間も掛かる。

表を見ながら各区域の棚に、やれスポーツ新聞だ農業新聞だ
ほっぽっていくんだが、その間に配達準備の早い奴が勝手に手元から
持っていったりするので訳が分からなくなる。
死ね!ゴミが!!と思いつつ作業を進めてると一人の専業に、表を読み上げるから
棚に入れていけと指示される。
そんなに俺がとろいってか?ちくしょう・・・。

紙分けが終わり、20分オーバーで自分の配達準備を開始する。
しかも今日は雨降り。ラッピングでさらに時間が掛かった。
その後、追い打ちを掛けるように見慣れぬ新聞が混ざってるのが発覚。
表を見直すと俺の区域で配ってる新聞ではない。
どうも部数からして親切女性のとこっぽい・・・。
これが原因で嫌われたらかなわんな。


この紙分け、どう考えても一人に任せず各々で自分の区域の新聞をとっていった
方がいいと思うんだけど、店に出勤していない従業員を発見するために必要なものらしい。
特に夕刊時は一区域ごとに紙分けがまとめて渡すから、〇区域~あれ、いないぞ誰だ
という具合になるようだ。
な~る・・・ってまどろっこしいわ。

現在午後6時。もう俺の自由時間は終わろうとしている。

毎月25日から集金が始まるんだが、今月は日曜と重なってるので
普段なら夕刊も無くまったりできるんだけど、集金のため午前11時には
店に出向かないといけない。
ほんと嫌になってくる。
もう今週は日曜までこのままずっと休んでたい気分だぜ。
それくらいが丁度良い。

はぁ・・・やっと今週が終わった。
今から(日曜の朝)明日の午後8時くらいまで俺の時間。

それにしても、日々時間が無いと感じている。
どうしてだろうと考えてみた。
なぜだろうと考えてみる。
まず今の俺の生活だが、朝刊の配達から1日が始まる。
時間は大体午前2時~6時まで。
そして夕刊が午後2時~5時まで。
大体1日7時間勤務となっている。

この数字だけ見るとそんなでもないと思うが、ちょっとした罠があることに
俺は気付いた。
それは、睡眠である。
いつも朝刊が終わった後に3~4時間ほど寝て、夕刊後も同じくらい寝るという
スタイルで睡眠時間の帳尻を合わせるように過ごしている。
この寝て起きるという一連の行動は前後に結構時間のロスがある。
人である以上、当然だが床に入る30分くらい前になると意識的に活動は低下するし
起きてから30分くらいもまた然り。
なので7時間勤務といっても、実際は9時間とみていい。
意識的には9時間なのだ。

これをふまえ、他の雑務も加算していく。
月の合計で、まず電話番が12時間。集金25時間。配り物その他が3時間ある。
約40時間と見て取れるが、これを俺の月の出勤日数25日に振り分けると1,6。
およそ1日に10時間40分も働いている計算になる。
それも月の休みは5日だけ!

穴恐ろしいな。
こうやって見ると時間が無いと感じるのも無理ない。


ああ・・・雨の日の遅滞を計算に入れるの忘れてた・・・

新聞屋には‘転送‘といって、配達員が一度に運べない新聞を
適当な場所に置いとく人がいる。
その転送さんが最近来なくなった。
よく分からないが、どうやら辞めたようだ。

こうなると転送できないので、バイクに目一杯積んでいき
チラシが厚い時などは一度店に戻ってくることになるんだが
そうすると配達が遅くなる。
今日は専業に、客から配達が遅いというクレームの電話がきたと言われた。
勘弁してくれよ。

考えてみると、この店離職率が凄い。
まだここで働き始めて3ヶ月も経っていないが
すでに7人が辞めている。(転送2、臨配2、専業1、バイト2)
前の自動車派遣の時も去る者多かったが、ここはそれ以上だ。


このままだと俺が8人目になりそうな気がする・・・

resi
先月、5月の10日からレシートを貯めるようにしている。
食費や煙草代がどれくらい掛かってるかを知りたかったから。
上のレシートは5月10日~6月10日までの一月分である。
電卓を使い、1枚1枚計上していった結果

食費:37920
酒:4855
煙草:4650


という内訳が露わになった。
思ったより酒煙草代は掛かっておらず、思ったより食費がかさんでる。
酒煙草はストックが割とあった状態だったのかもしれない。
食費はこの1ヵ月、外食等は一切せず、スーパーの惣菜や安い肉野菜を買って炒めたりと
節制してきたつもりなんだがこの数字を見るとそうでもないようだ。
なるほどねえ・・・。


ところで、5月の手取りは16万だった。
先月よりも1万以上下がっている。
不可解だが明細を無くしたので、どういう支給になってるのか分からず
突っ込みようが無い。
こうなると、日々の金の使い方にも慎重にならざるを得ん。

2週間ほど前に、食事会という名の飲み会があることを
聞かされてた。
一応、出席有無の紙は用意されてたが、実際は全員強制参加だったらしく
勝手に俺の欄にも〇が記されてた。

そして昨日、飲み会があった。
はぁ・・・行きたくねえな。マジで憂鬱だった。
この店、もしかしたら飲み会の類は無いのかなと思っていたが
やっぱあるんだなとこの2週間悶々と過ごしていた。

とある食べ放題飲み放題の居酒屋で行われるということで夕方、店に全員集合し
そこから徒歩で向かう。
前の健康診断の時もそうだったんだけど、なんかこの店団体行動多いなあ。
もうこの時点でテンションダダ下がりだった。

10分ほどゾロゾロと歩き、目的地の居酒屋に到着。
中に入ると変わった?居酒屋で、漫画やフィギュア等があちこちに飾ってあり
サブカルチャー漂う所だった。

その後、各座席に各々座っていったんだが運良く、販売店の紅一点である女性が俺の隣に!!
仕事の事やらプライベートの事を、ほんの一部だと思うが聞かせてもらい
そこはかとない幸せを感じつつ料理をつつき酒を呑んでいた。
しかし、時間が経つにつれ、異様に酔いが回ってきてるのを肌で直感する。
前日、食べ放題ということで飯を我慢しといたのと、電話番があり
睡眠無しで来たせいかもしれない。
宴開始から2時間くらい経った頃、前に座ってた酒を飲まない専業さんが
帰ると席を立ったので俺も便乗して帰ることにした。
その際、他の糞専業が店長に一言言って帰れとイチャモンを付けてきたので
少し離れたテーブルに居た店長においとましますと告げると
手をサッサッと払うような仕草をされてブチ切れそうになった。


そんなで腹立つ事もあったが、紅一点の女性とも色々話せて割かし有意義な飲みだった
ようにも思う。
次はあっても絶対行かないけどな。

昨日、明細を落とした都営住宅の管理室に
落し物として届いてないか訪ねてみた。
結果、届いてなかった。

しょうがないので銀行に行き振込額を確認するしかない。
まったく、俺の明細なんかパクッてなんになるんだよって話だ。

ファックだ。
昨日、給料が入ったようなんだが明細を紛失した。

夕刊時、店に行くとタイムカードの横に俺の明細が置いてあり
ほう、もう振り込まれたのかとほくほくしながら胸ポケットにしまった。
その後、配達に出掛ける際、順路丁が無いことに気付いた。
広告の折り込み作業をしていたおばちゃん勢にも探してもらうが見つからず。
しょうがないので先月の順路丁を借りて配達へと向かうことになった。

実際、順路丁をみるのは最後に配るデカイ都営住宅だけである。
新規で入ったとこや契約が切れたとこを‘入り止め‘というんだが
ひと月くらいならそう大きな変動はないんだよな。

順調に配達は進み、最後の都営住宅に着いたとこで着信があった。
どうやら他の配達員さんが間違えてもっていってたようだ。
胸ポケットからスマホを取り出し、部屋番号を口答で照らし合わせる。
やはりほとんど変動は無かった。

無事配達が終わりアパートへと帰宅。
さて明細でもチェックしようかのうと胸ポケットから明細を取り出そうとすると
・・・ねえ。
どういうこと・・・あっ!
さっきの都営住宅で電話を受ける際、手袋を外すためスマホもろとも明細も
地面に置いた。そしてそのまま明細だけ置いてきてしまったのだ。

ぬかったわ。
再びバイクに跨り都営住宅までかっ飛ばした。
置いた階は覚えてる。7階だ。
チーン、エレベーターを使い7階に到着。


・・・ねえ。

昨日の朝刊は不着は無かった。
ほっと胸を撫で下ろしたのも束の間

今度は夕刊が余った

今朝と同じ確認を再度繰り返す。
が、駄目だ。皆目見当がつかん。
配達に慣れてきて、機械的に配る様になったせいか
見落としを見つけられなくなっている。

夕刊は朝刊と違い、不着は自分で届けないといけない。
なので本当は酒を飲んだらマズイんだが飲まずにはいられなかった。
チッチッチ・・・時計の針は午後5時15分を指している。
午後6時30分までに電話が鳴らなければセーフというか、鳴っても
出ない腹でいた。
寝てましたという言い訳がギリギリ通用する時間帯だから。

チッチッチ・・・グビ・・チッチッチ・・・グビグビ・・・チッチッチ・・・グビ・・チッチッチ・・・グビグビ・・・
チッチッチ・・・グビ・・チッチッチ・・・グビグビ・・・チッチッチ・・・グビ・・チッチッチ・・・グビグビ・・・
チッチッチ・・・グビ・・チッチッチ・・・グビグ・・
混沌と恐怖の時間を過ごす中、遂に長針と短針が真下で重なりあうのを確認。


はぁ・・・今回も助かったようだ。
もうこんなことで一々と一喜一憂をするのは止めにしたいなほんと。
身が持たん。

また新聞が余った。

頭の中を思い返しても、順路丁を眺めてもまるで見当がつかず。
この家かな?と数件のポストを覗いてもしっかり入ってる。
結局、たぶん入れててもう家の人が取った後であろうけど、ポストに新聞が
入ってない家に入れといた。
こういうのはクレームこそないけど、あんまりいい気分がしないだろうな。
大家族で毎朝新聞の奪い合いなんてとこならともかく
きょうび、そんなとこないだろうし・・・。

でもしかたない。
もしかしたらという事もあるから。


5月分の集金も残すところ7件。

内2件は忌々しいが、15日以降に集金指定しているので
正確には5件なんだけど
この5件は、もう何回も回ってるが留守や持ち合わせ不足等で
未だ回収できずにいる札付きの悪読者達だ。

今回、午後8時を超す長期戦を覚悟で夕刊後に集金に向かった。
たった5件のためにだ!

ピンポーン・・・1件目のインターホンを鳴らす。
・・・ハイと返事が返ってきた。
お、幸先いいぞ。さっそく1件回収して次の家へと向かう。
次も普通に家に居て普通に払ってくれた。
その次に向かった家は金が無いと数度追い払われたとこだったが
今日は何事も無かったかのように支払ってくれた。
このままずっと無い無い言い続けるんじゃないかと疑ってスマンかったと
心の中で謝る。

トントン拍子で集金ははかどり、開始30分足らずでとあと1件まできた。
あと1件、されど1件。
たった1件のために1時間2時間待つなんて、この業界では珍しくないらしいからな。
ピンポーン・・・ハイ。

!!!

最後の1件も待たされることなく回収完了。
ここにきていきなり優良読者達に変貌したことに
驚きを隠せない自分がいる。

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