カテゴリ: ニート

このところの畳みかけるような出費に不安を覚えた俺は
気が付くと求人に応募していた。

ピッポッパ・・・トゥルルルル。
電話が繋がり、まだ募集してるのか尋ねると募集しており
さっそく今日面接という運びになったので、急いでスピード写真を撮り
履歴書を書いて店へと向かった。

店に着くと、スタッフルームに通され履歴書を見ながら
色々話される。
ハイ、ハイと頷きながら話を聞いていたが、次第に俺の経歴から
給与や仕事内容について話はシフトしていった。
おや?この流れは・・・もしや・・・採用?
勘は当たっていたようでさっそく明日から入る事になった。

まさかこんな覇気の無い、まだ肩までニート気分でいる俺を即決してくれるなんて
実は予想してなかった。
とりあえず面接とか受けて、ボチボチ下界に慣れていくかと思ってたくらいだからな。
少し戸惑いもあるが、まあやってみるか。



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今月は電気代も6000円近くまで膨れ上がっていた。
しかしガス代とは違い、この電気代はある程度予測できた額でもある。
なんせ仕事を止めてから一日中部屋に篭り、エアコンの暖房を入れ
大型TVでゲームに勤しむ毎日を送っている。
さすがに3000、4000円じゃ済まないだろうなという覚悟はあったので
粛々と支払うしかない。

ところで、これは数か月前まで働いてた新聞屋のある月の給与明細なんだが
給与
光熱費が4500円ほどしか引かれてない。
おそらく水道代が2か月一度の引き落としなので、この月はそれが引かれていない
と思うんだがそれでも安い。

新聞屋で働いてた頃は寮費3万、それに新聞購読料2千、さらに管理費という名目で
2千が給料から引かれてた。
今は家賃2万5千、そして新聞購読料や管理費といった物は支払いの必要がないので
ただ住むだけを考えた場合、34000-25000で9000円が新聞屋の頃より
浮いてるんだよな。

そんな感じで正直なところ、ウッシッシと余裕をこいてたわけなんだが、このボリュームアップした
光熱費でその余裕も消えつつある。
とんだ伏兵が現れたものよ。

やっと宅急便の残りのバイト代が振り込まれた。
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その額119552円。
合計すると12月の給料は35万3千50円だったということになる。
実際は交通費代で3000円ほど足が出てしまったが
それでも35万には達している。

やはり時給1500円+毎日残業2,3時間というコンボは
バイトとはいえそれなりの太い額になるな。
以前、トヨタの工場派遣をしていた9カ月間で、月の最高所得額は
約30万だった。
それが俺の生涯で最も稼いだ月でもあったんだが
今回、それを更新した結果となった。


ほんの一月前までは、せっせと荷物を届けていて
その成果でこの給料も振り込まれたんだよなぁ。
完全なるニートと化し、朝から晩までだらだらしてる今の俺には
もはやあの頃の姿は思い出せない。

約18日振りに新宿へと降り立った。
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この街は宅急便のバイトをしていたところで
写真に見える電気屋LABI、向かいのドンキホーテといった商業ビルを挟んだ
大道をテクテク歩いて毎日通っていたんだ。
ちなみに、右下付近の緑色のガード下にはホームレスが2体ほど住んでいる。

懐かしいなあと思いつつも、今回新宿に来た理由は別にある。
俺はついにAGA(はげ)治療をうけるため、専門クリニックに足を向ける事にしたのだ。
そのクリニックはビルの一室にあり、予約をしていたnitoですと告げると
さっそく問診を書かされ血圧測定に入る。

その後個室で、若い女性カウンセラー?から
いつ頃から気になりだしたか?家系にハゲはいるか?
どのあたりが薄くなってると感じるか等色々な質問を受け答えしていくが
俺の頭髪は‘スイッチ‘が入ってるとプロからはっきり言われ軽くショックを受けた。

次に、男の院長さんから治療の種類の説明を受ける。
最後にまた若い女性カウンセラーと話をし、とりあえずハゲの進行を止める薬と
髪を生やす薬の2種の処方という事になり、血液検査をして終了となった。
この髪を生やす薬は本来高血圧の人用の薬なのだが、なぜか頭髪もフサフサになるという
2次副産的効能も認められたため使用されるようになったとか。
医学の謎は2018年の現代でもまだまだ研究途上にあるらしいな。


掛かった費用は血液検査+薬1ヵ月分で計21600円。
はぁ・・・。
自己投資と思うしかない。

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ガス代である。
ポストに入っていたこの小さな白い紙と、そこに一行書かれてある
請求額を見て思わずなんじゃこりぁぁあぁぁと叫んでしまった。

新聞屋で働いてた頃は東京ガスで、一月2500円ほどだったが
今のアパートはプロパンガスだ。
プロパンは高いと聞いてはいたが、まさか倍以上も差があるとはな。
おまけに今年に入ってから完全無欠のニートとなり、風呂(シャワー)に入るのも2日に1日という
ぐうたらペースにも関わらずこの高額請求。
ガス会社を変えるってのも今は結構スタンダードみたいだが、賃貸じゃ難しい
というのを調べた。
どうしようもねえなこりゃ。
食器を洗う際、湯沸かし器じゃなく水道水ですすぐくらいしか節制対策が思い浮かばねえ。


風呂を3日に1日するって手もあるが・・・。

宅急便のバイト代が振り込まれない。

12月分の給料なんだが、20日分までは働いてた時に貰っている。
年の瀬で金もいるという配慮から2回に分けて支給されると
事前に聞いていて、残りの約10日分は年を跨いだ
1月の13日に振り込まれるという話だった。

しかし入っとらん。面倒くせえな。
なんか、給与明細自体、物凄く簡易的だし残り10日分はいつ貰えるのか
聞いた際もよく分かってない感じだったので、疑心暗鬼になってきた。

この10日分の給料がどのくらいの額かで、次に動き出すタイミングを
計るつもりだったのに・・・。



JCVNからの応答は未だ無い。
合格だった場合、2日ほどで電話かメールがくると書いてあったので
おそらく不合格なんだろうな。

説明会では、人が足りていません!本日はお越しいただき
誠にありがとうございますとかほざいてたくせに、どういう領分だと
ちょっと腹立ってきた。

俺が今やってるゲームはキングダムハーツといって
ディズニーアニメのキャラと一緒に冒険するRPGだ。
ストーリーも‘アラジン‘や‘美女と魔獣‘といった、ディズニー作品に
沿って各作品ごとの主人公と共に悪者をやっつけていく。

ふと、‘ライオンキング‘のストーリをクリアした後に思った。
本物のライオンみてーなと。
俺が住んでる東府中から5駅ほど離れた場所に多摩動物公園なるものがある。
ゲームを中断し、リアルの姿を拝むべく電車に飛び乗った。

30分ほどで現場に着き、ライオンがいる場所を案内板で確認する。
ふむふむ、ここを右に曲がって左に向かった場所か。
が、テクテク歩き目的地に着くとなんとライオンパークは工事中で、仮設場みたいな場所に
ライオン達は追いやられてるという。
百獣の王に対しなんたる無礼。しかし姿は拝まなければ。

どこで見れるのかしばし彷徨っていたが、どうも仮設場にいるということで
近くでは見れないらしく、橋の下からでしかその姿を拝めないようだった。
その橋に行き下の広場を見渡す・・・居ないじゃん。
上から360度ぐるりと見回してもライオンどころか生物の気配さえ感じられない。
どゆこと?と思い、橋から身を乗り出して真下を見ると・・・!
シンバ
あれか?
寝てるのだろうか、ビクともしない。
おい、起きろ!仕事しろ!!。

一時見てたがずっとこんな調子だった。
しょうがない。違う動物でも見てる間に目を覚まし
次来たらその獰猛な姿を披露するだろうとその場を離れた。

その後2時間ほどゾウさんやキリンさんなどを見て回り、再び
橋へと戻ることにした。
なんだかんだいって、あんな頭頂部と前足しか目に見えなくても
畏怖感はあった。
全身を捉え、歩く姿をみたらというゾクゾク感と共に橋に着く。が・・・

居ねえよ。
橋から身を乗り出し先ほどと同じように下を覗くと
シンバ  
まだ寝てた。
どうしたってんだよ。
お前をみるために電車賃往復360円+入場料600円も
払ったのに、頭頂部と前足だけの披露って高すぎるだろ。

午後5時の閉園時間ギリギリまで粘っていたが
結局このポジションを崩す事はなかった。

2か月ほど前に治験の説明会に行ったJCVNってところが
AGA治験の募集をしていた。

AGAってのは、いわゆる男性の禿げ治療の事で
今回の募集は20歳~64歳までを対象に行われるらしく
お、これはと思い応募してみた。
ちなみに禿げ方にも色々特色があって
hage
基本的にはこの6種に分かれるようだ。
応募フォーラムに記入する際、どのような禿げ方をしているか
選べとあったのでⅣを選んだ。
まだこの絵のようにまでは禿げてはないけど、俺の頭髪はたぶん
このような衰退をしてる。

事前審査2回+入院3日+3日で協力費16万ほど。
各々で日程に間が空いてるので面倒な感じだが
せっかく説明会まで行ったんだから1回は治験を体験したい。
そしてお金欲しい。さらに俺はガチで禿げてきてるのか確かめたい。
禿げてきてるなら治してほしい。

そんな4つの願望が絡み合いとりあえず応募してみた。

ゲームばかりしてるのも心身によくない。
何度も説いてるが、そもそもビデオ・ゲームの類は
楽しいものだがどうやって攻略するかという頭脳的負荷と
コントローラー、あるいはマウスキーボードを操作する指先や肩
それを支える腰やおしりにも肉体的負荷があるからだ。
故に長時間のプレイは疲労をきたす。
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そうなったらアニメを観賞しよう。

年末に買ったウォッチドッグスというゲームをクリアし
次なるゲームに手を出している。
このウォッチドッグス、主人公はハッカーなんだが
なんというか今一得体の掴めないオッサンハッカーで、ハッキングで通行人の
金や車を盗んだりしてストーリーを進める一方、街の防犯係という立場でも
あるようで犯罪者を懲らしめる事も行う。
勧善懲悪的な境がほとんど無いゲームだと思った。
ウォッチドッグス
アメリカ産のゲームはやはりぶっ飛んでる。


今回手を出したゲームはキングダムハーツという
国産ゲーだ。
今やってるのはⅡで、Ⅰはクリアしている。
これも違った意味でストーリーがぶっ飛んでるんだよな。
最近のゲームはほんと手が込んでるよ。
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俺のニート力がかつてないほどの高まりを見せている。

宅急便のバイトが終わった昨年の12月30日から今日まで
たぶんトータルで6時間も外に出てないだろう。
起きるとすぐゲームを起動し、頭と手足が疲れてきたらアニメ観賞でリラックス。
そうこうしてるとすぐ夕方になるので、飲酒開始と共にちゃっちゃっと飯を作り
食した後お腹いっぱいとなり寝る。
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↑のポジショニングでほぼ1日を過ごしている。
ちなみに、暗いけどこの時まだ昼である。
俺の部屋は網戸の代わりにベニヤ板が備え付けられてて
それを締めると昼間でも真っ暗になるので
住んでるってより‘立て籠もってる‘気分になれる物件だな。

こんなもぐらみたいな生活をずっとやりたいと思ってた。
あらゆるものからの干渉制約を受けず、俺がやりたい事柄だけを
楽しむ俺主体の毎日。

労働の日々である意味‘死んでいた‘俺の魂が蘇ってきてるのを
この暗い部屋でひしひしと感じている。

ダイソンを手に入れた。
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Jcomの契約などもした、俺がこっちに来て良く行く電気屋で購入したんだが
定価29800円のところを、初売り価格ということでポッキリ28000円に負けてくれた。
年が明けていいことなかったからな。
対応した店員さんに危うく惚れそうになったぜ。

ゴミやホコリ、ダニの糞や死骸なども99,77%吸い取るというこの代物。
前にも書いたことがあるが、これらはアレルギーの原因となって俺が患ってる
アトピーにも影響を及ぼすことがあるという。
これらを除去して症状が改善できたならと思い、ずっと前から所望していた。


まぁ単純に掃除機が無かったってのもあるけどな。
これまでずっとワイパー棒、小ちりとり、コロコロの3点セットで
部屋のごみと戦ってきたので強力な仲間が増えたって感じだ。
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昨日、日記を書いた後、急いでダウンジャケットを羽織り
俺がよく行くスーパー、サミットへと向かった。

一昨日はとんだ不運に見舞われのり弁になったからな。
今宵は一人焼肉でも食らって、新年の景気付けと共に一昨日の
ケチを払拭するぜ。

夜風を切り、シャカシャカとさわやか号を走らせサミットに着くと・・・閉店。
ボーゼンと立ち尽くししばし考える・・・・・・。
元旦!。今日は元旦だから閉まっているのか!?
落ち着け。
元旦といっても全部のスーパーや肉屋が閉まってるわけない。
中には周りを出し抜く形で、したたかと商売してる店もあるはずだ。

そう思い、約半径3km内の思いつく限りの店に立ち寄るも全滅。
2日連続弁当決定・・・。

昨日、2017総括を書いた後、急いでダウンジャケットを羽織り
俺がよく行くスーパー、サミットへと向かった。

宅急便業務で夜遅く帰ってくる生活をして気付いたんだが
サミットは‘午後10時‘から惣菜等の品に半額シールがビシバシ貼られていく。
なのでこの日は、大晦日仕様のゴージャスな食べ物も半額になってるだろうと
俺は1日背を伏せて待っていた。

夜風を切り、シャカシャカとさわやか号を走らせサミットに着くと・・・閉店。
まさかの10時閉店。
閉店時間まで大晦日仕様になっていやがった。

はぁ・・・とうなだれ、オリジンでのり弁を買って帰る。
2018年の出鼻をくじかれた感じだ。


10月まで勤めてた新聞屋に行った。
再び晴れて無職になり、再雇用を求め履歴書片手に・・・
なんて事ではなく、離職票をまだ貰ってなかったので取りに行くためだ。

訪ねた時刻は午後3時半。
この時間帯はみんな夕刊を配達してるので、店には事務員さんと
所長、授業員は居たとしても店長くらいだろと踏んでだった。
が、店に着くといきなり親切女性の姿が!
なんと昨日から夕刊はなく、元旦の朝刊に向けて広告チラシの
折り込み作業をしてるということで店にいたのだ。

一瞬あ、あ、とキョドってしまったが、相変わらずキュートだったので
ある意味ラッキーではあったのかもしれない。
彼女はもうチラシ作業を終え、一服していたようだったが
別場所でまだ作業をしている彼氏専業さんが帰ってきたので
あ、お久しぶりですと挨拶して、そそくさとその場を立ち去った。

勤務4日目。

集荷といって、会社などから引き取る荷物があるんだけど
それを店に降ろすために午後4時頃、どのトラックも一旦店に戻るようで
今日はその時一緒に俺も仕事を降りた。
2日前と同じような感じだな。

明日明後日、週末の土曜日曜は休み。
約20日のニート生活からのハードワーキンはいささか疲れた。

再度、web上で見つけたバイトの面接に向かった。

今回の面接場所は新宿。
宅急便の短期スタッフということで肉体労働が予想されるが
時給が高く、10月まで新聞配達をやっていた今なら身体が鈍りきってない
のでこなせると思ったのと、一昨日の屈辱を早く払拭したいため応募した。

面接時間まで約2時間近くの余裕を見越して家を出たにも関わらず
メガロシティ新宿の迷宮具合に嵌り、辿り着いたのは時間10分前だった。
店に着くと他の従業員達がせっせと準備しているのを横目に
事務所に案内され、少し時間を置いて面接が始まった。
とはいうものの今回は前回と違い、ほとんど履歴書には触れず
主に仕事の内容の話と書類の記入に時間が費やされた。
この店の副所長だという面接官も、腰が低い人で良い印象を受けた。

面接というより、すでに仕事に入る準備を進めてる感じで
今後用意するものとしては、給料の振込用口座やマイナンバーの提出
など、ちとこまごまするものはあるがさっそく明日から働く運びになった。

去り際、副所長だという面接官にガッツリ稼いでねと言われ
身体が奮い立つ感覚を覚えた。

ふーむ。

昨日、面接で履歴書を散々に言われた事もあり少し考えた。
俺は職業訓練校に通っていた時、就職アドバイザーという人に
履歴書の書き方を伝授して貰っていた。
あの頃は何々の仕事をいつからいつまでふにゃららといった具合に
書いていくも、数週間で辞めた仕事も書いていくと少し多かったので
結局、アルバイトの欄は年数など書かず職種のみをまとめて書くことにし
それをアドバイザーの人がそれっぽく綺麗にみせて仕上げた
いわばテンプレートを作成してくれたのだ。

今回、そのテンプレートをスマホで写真に撮っておいたので
ほぼ丸写しで持って行ったんだが、この年数を書かないってのがまずいらしかった。
警備業は入社する際、過去に犯罪等をやってないかなどの面で厳しく審査するようだが
昨日の会社は特にチェックが厳しいと面接時に話があった。
例えば、ニート期間が1年あった場合、その期間実は犯罪を犯し海外逃亡してたんじゃないか?
という勘繰りも持ってしまうと。


過去の自分が現在の自分の首を絞めてる状況だな。
明日の面接では少し手を加えないとだめか・・・。

web上で見つけたバイトの面接に行った。

面接場所は大塚というところで、有名な街で知られている‘池袋‘の隣だった。
面接は午前11時からだったが遅れないよう30分前に到着し
ビル2階の一室に案内され、面接は始まった。

俺は今回、イベント警備員というものに応募した。
コンサートや大規模な展覧会などの時、見張りやお客の誘導を
するというもので、1時間ごとに30分の休憩があり
夜勤12時間で15000円、24時間勤務だと約25000円といった給与面も
なかなか惹かれる条件であった。

だが、面接開始早々履歴書の書き方について駄目出しを受ける。
アルバイトの履歴を詳しく書いてなかったんだが、そこを指摘され
さらに過去に職歴が2か月以上空いてるとまずい、田舎にいるような
小汚い作業員と見間違うかのような警備員と違って
うちはVIPの警備もやるので経歴は重要。
この履歴書では50点もやれない等々、俺の訓練校でのアドバイザー直伝の
履歴書をコケにされる。

2,30分で面接は終わり、午後3時までに電話が無ければ不採用と
いう形でお開きとなった。
うなだれつつも寄り道せず、家に戻り電話を待つ。
午後1時・・・・チッチッチ。午後2時・・・・・チッチッチ。午後3時・・・・・チッチッチ。
結局電話は鳴らなかった。

正直なところ、ここで働けないという事に関しては問題じゃない。
というのもイベント警備という仕事柄、都心が中心の仕事で
毎週のように各地に出向くわけだが交通費が一部支給だったんだよな。
俺は‘府中‘という街に住んでて、こっちよりの都心の入り口である‘新宿‘までは電車賃が
片道280円掛かる。往復560円だ。
さらにそっから大塚まで170円掛かる。往復340円で計900円。
この大塚から現場までの交通費しか出ないというのだ。
つまり、大塚よりさらに遠くで催しがありそこが現場だとすると
交通費分で確実に1日分の給料からー900円ということになる。
運賃
直行直帰という話だったので、近ければもっと安くなるかもしれないが
う~ん、ないなぁと・・・思いながら話を聞いていた。

問題なのは、この会社が未経験OK、主婦(夫)、学歴不問、ブランク、フリーター大歓迎。
募集人数100人以上!と耳障りの良い条件を並べていたにも関わらず不採用だったことだ。
面接時にも面接官が今本当に人が居なくて困ってると話してたくらいだしな。
そんなとこですらはじかれる俺って・・・と、そういう意味での問題だ。


情けなさや苛立ちは心中渦巻いているが、勢いに任せて次の仕事の面接を予約した。
次は2日後の月曜日だ。


親切女性と久しぶりに会った。
およそ先月の31日以来だな。

メールはちょこちょこしてたんだが事情もあり、2人で会うのは
良くないと言われてて、もう会う事もないのかなと少しシュンとしてたんだが
なんだかんだで小一時間ほど、さわやか号で彼女の
近所のお店に向かいお話することができた。

親切女性との話題は仕事(店)のことが多い。
話の途中、そういや俺の後釜として入ってきたは元気にやってますか?と尋ねると
バックレタという答えが。
ゴフッ。
・・・・・ええぇぇ。
なんと11月も一週間ほど過ぎたある日、突然こなくなったらしい。
親切女性も詳細はあまり分かってないようだったが、まぁそういう事なんだろうな。
数日間とはいえ一緒に配達を回り、色々教え、俺の伝統後継者ともいえる男だったので
ちとショックだった。
親切女性と話すとなんかショックなこと多いな。

とはいえ、やはり魅力的な人で、再度メロメロになるのを
抑えつつ冷静を保っている己が居た。
彼女は今宵も寒空の中配達に出掛け、俺はヌクヌクと暖房の効いた部屋で
ゲームに勤しむのかと思うといたたまれなくなり、web上で見つけたバイトに
応募し明日面接という運びになった。

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4日ほど前に、実家に米の要請をしててそれが今日届いた。

俺の家は米農家というわけじゃないんだが、田んぼを持ってて
そこを米を作れる人に無償で貸す代わりに、幾場かの収穫した米を
頂いてる。

今までお米はパック飯でチンして食べたり、コンビニおにぎり、弁当に
外食といった現地調達が多かったが今回、この地での戦は長くなると踏んで
要請に至った。
パック飯やおにぎりは一食100円くらいだが、塵も積もれば山となる。
実家から送って貰えばタダだしな。送料は置いとく。


ウォォォォォォーーーーーーーーーーー!!!!!

やばいな。
今の生活ってほんといい。
好きな時間に寝て、目覚ましに起こされることなく
目が覚めたら自然と起きる。

一人暮らしだからニートであろうとも誰の目を気にすることもなく
日がな一日中ゲームが出来、それでいて飯をちゃんと作ったり
する余裕もある。
こんなに‘生‘を感じることって、今までの人生であっただろうか。

だが、こんな生活は仕事を始めれば終わりを告げる。
帰ってきたら風呂入って寝るだけの生活に後戻ることになる。
かといって、仕事を始めなくても収入が無いので
いずれ貯金が底をつき、同じく終わることに。


もう少しゆっくりできるかと思ったが、昨日新聞屋での最後の給料を
確認してそうもできそうにないと思い始めた。

もう11月も半分が過ぎようとしている。
新聞配達の給料日は毎月10日だったので
最後の給料の確認をするべく銀行に向かった。

通帳記入をして、額を確認すると約16万円振り込まれていた。
16万・・・ウァイ?
俺は毎月約17万貰っていた。
10月は集金も半端に終わり、ノルマの手当てが無いにしても
16万は貰えると踏んでいた。
それに年休の10日分、1日6千円計算として6万が10月分の給料と
一緒に出る手筈だったのでまあ20万越えは固いっしょと思っていたが
16万!?

沸々沸いてくる怒りとともに、あの日の話が思い出される。
容赦ないなほんと。




色々と困難はあったが、ようやく新居の陣が完成した。
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もうこれで買い足すものはほとんどない。
約10年ほど前、一度東京で一人暮らしってやつを目論んでいた
過去があるんだが頓挫した苦い記憶がある。
思えばあの日の続きを俺は始めたかったのかもしれない。
知りたかったのかもしれない。

始めよう。
まずはクリアしてないゲームを捌く。

よし、今日こそソファー取りに行くぞ。

カンカンカンとテンポよく階段を駆け下りながら、自転車の鍵をポケットから
弄りつつ部屋の鍵も入れてるのを確認してロックを外す。
店に着き、入荷されてたソファーを貸出車に積み自宅へと走った。

無事自宅アパートに着き、玄関の鍵を手にしようと
ポッケを弄った。
ゴソゴソゴソゴソ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ソファーを部屋に運ぶにはまず玄関のドアを開けなければならない。
俺はポッケを弄った。
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソ・・・・・・・・・・・・。
これからうんしょとソファーを部屋まで運び、設置して再び貸出車を店まで
返す。それにはまず玄関のドアを開ける必要がある。
俺は再度ポッケを弄り倒した。
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソ
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソ
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソ
ゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソゴソねえよ・・・・。

ありえん。
なんでこうも玄関の鍵が手元から離れる?
今回は部屋に忘れたのではなく、どこかで落としたのは明白だ。
昨日、あんなことがあったので今回は警戒して念入りにポッケに
閉まっていたはずなのにこの始末。
とりあえずソファーはアパートの空きスペースに勝手に置かせてもらい
泣きながら店へと戻った。
車の貸出時間は1時間と決まっているので嘆いている暇はない。

それにもしかしたら店内で落としてて、落とし物として届いてるかもしれない
という期待にかけた。

店に着き、カウンターに車のキーを返す際、俺の部屋のキーも届いてないか尋ねると
ちょっと待ってくださいねと店員さんが後ろをゴソゴソし始めた。
・・・なんか無いっぽいな、ああどうすりゃいいん・・・!!!
絶望しかかっていたところ、店員さんが鍵を手に
こんなん届いてますがと表示してきた。
まさしくその鍵は俺の部屋の鍵!!
地獄から天国。この時ばかりは世間を恨んでばかりの俺も
人の親切に心から感謝した。


落ちていた場所のメモが書いてあったんだが
なんと店入口付近で落としていた。
ほんと何やってんの自分としか言いようがない。
多重人格のように、俺を困らせようとするもう一人の俺が心の中に
潜んでいるんじゃないかと疑うほどだ。

一週間ほど前に購入した冷蔵庫と洗濯機が届いた。
設置も終わったところでタイミング良く、同じく一週間ほど前に
取り寄せで購入していたソファーも入荷したとの連絡が。

気分が乗っていたのでよっしゃ、さっそく取り行くかとアパートを後に。
カンカンカンとテンポよく階段を駆け下りながら、自転車の鍵をポケットから
弄ってロックを外す・・・あれ?
部屋の鍵はどこだっけ?感触がなかったぞ。
様々なポケットに手を突っ込むがどこにもない。

新居のアパートは相当古いので、外から鍵を掛けるタイプのドアノブじゃなく
中から掛けるものだ。
一旦外に出て、扉を半開きにし、内側に手を伸ばしてドアノブの中央にある
ボタンみたいなものを押す。
後はそのまま閉めれば鍵が掛かるという、‘鍵がなくても鍵を閉めれる‘という
奇怪なドアノブだ。

やべえよ・・・。
部屋の中に部屋の鍵を忘れてきてしまった。
開けるときは当然鍵がいるわけで、こうなるとどうすることもできん。
がちゃがちゃがちゃがちゃ!!ボロいドアなのでドアノブを狂ったように回すと
空くかもと思った。が駄目だった。
ベランダによじ登り、窓の鍵を閉め忘れてるのを期待して手をかけるも
数分前の俺は忌々しくしっかりロックしていた。
落ち着け。落ち着くんだ。
・・・そうだ、ピッキングだ!。

20分ほど自転車で付近を探索し、地面に落ちてる髪留めピンを発見。
こいつを鍵穴に差し込んでがちゃがちゃとやってれば
いずれロックは外れるに違いない。
これで一件落着ふっふっふ・・・・・・・・駄目だ!
まるで手ごたえが無い。
こんなんでガチャリと開くのはフィクションの世界でしかなかったんだと気づいた。

どうする・・・石でベランダの窓を叩き割るか・・・しかしそんなことしたら
弁償代がいくらかかるか分からない。
ましてやそんなデンジャーなことしたくない。
一時頭を抱え、やむ負えないがこのアパートを借りる時に契約した
不動産屋に電話して事情を話した。
不動産屋はここのスペアキーを持っていないらしく、とりあえず大家に連絡して
もらったが外出していて、帰ってくるのは午後6時過ぎになるということ。
今現在の時刻、午後1時。
どこかで時間を潰しててと言われ、不安と共に街をブラブラして5時間弱を潰す。

大家はスペアキーを持ってたようで、午後7時前に電話があり
不動産屋の人が鍵を携えアパートまで来てくれた。
ほっ、ようやくこれで部屋に入れる。
が、鍵を何度差してひねっても開かない。
なんで?終わった、完全に部屋から閉め出された・・・。
絶望顔で不動産屋の方を見ると、んじゃこっちでと別の鍵を渡された。
渡された鍵をドアノブに差し込むと・・・ガチャリ!


部屋の中には、どしたん?なにかあったん?というように部屋の鍵が
寝そべっていた。

医学ボランティア会、JCVNってところの説明会に行ってきた。
開催場所は五反田という、新宿駅から5,6駅ほどの都心で
ビル2Fの一室で行われた。
一杯人がいるのかな?と思っていたが俺含め10人ほどだった。
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初めに30分ほど、治験とはどういうものかという説明があり
その後、身長体重を計ったり自身の所在地や疾患を紙に記入したりして
1時間もせず説明会は終了した。

説明会が終わった後、スタッフの人に質問などできたんで
ちょっと話をしたんだが、やはり健康体でなく疾患持ちだと
治験の参加も限られてくるようだ。
事前に今募集してる治験をまとめた用紙を貰ってたんだが
そこには健康な人対象、事項の疾患を持ってる人のみ対象という風に
はっきり区分された内容が書かれてあった。

俺はアトピーという皮膚疾患を患ってるが、健康な人対象の募集でも
受けれますかね?と聞いたところ難しいという返答が返ってきた。
健康な人対象というのは文字通り健康な人。常用して薬を服用しておらず
病院にも通ってない健康人。
それ以外ではまず受けいれないらしい。


募集してる項目の6割は健康な体人用。
治験って思ったよりハードル高い。

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